コードギアス 奪還のロゼ
劇場四部作の最終作を見た！！友達と一緒に全部完走できたのがすごく良かった。毎回、終わった後にあれこれ話しながら帰れたのが楽しい。作品の感想は、四部の感想だけふせったーに残した。
@shikishaaさんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)
第一部から第三部は面白かった！最後にあともう一悶着あっても良かった。コードギアスに求めるもの高すぎ問題。反逆のルルーシュが見たくなった。
アニメ作品全般を一番見ていたのは大学生の頃だけど、当時は「コードギアス反逆のルルーシュのような面白さ」をアニメに求めていた。それぐらいギアスはだいっすきな作品で、人生にめちゃくちゃ影響を受けたし今もそれが残っている。ギアス以後、たっくさんアニメを見て、その中には名作と言えるようなすごく面白い作品もたくさんあった。でも、たくさん見た後に気付いた。「もう、私は反逆のルルーシュを超える作品に出会うことは無いんだ」。反逆のルルーシュは、自分が「初めてちゃんと見た大人向けアニメ作品（アンパンマンとかとはターゲット年齢が違うよ の意味）」でオリジナルアニメで、作品それ自体も名作だけど「10代後半という一番多感な時期にかぶりついて見た」とか、そういう作品以外の「自分」の、どうにもならない要素込みで生涯超えられないアニメ体験になっている。毎週月曜日に学校で友達と「今週のギアス見た！？」って話したこととか、最終回の後は二週間ぐらい何してても突然涙が出てきたとか、そういうの今は絶対ありえない。Twitterで実況を呟くのも楽しいけどね。
去年３月に亡くなったキムタカこと木村貴宏さんが、最後に携わった作品が奪還のロゼだった。この作品を劇場で見られたことは本当に嬉しい。できればコードギアスを好きだった全ての人に劇場でキムタカの絵を見て欲しい。キムタカありがとう、コードギアスは人生です。もうキムタカが描いたコードギアスは見られないし、キムタカがデザインしたキャラクターも生まれないんだ。寂しいな。遺してくれた作品を、ずっと愛することしかできない。
