ラッコの海水浴

なんか色々アイドルとか

モダンボーイズ 好きな台詞アンケート結果

 

観劇後に感想合戦をすることもままならない世の中なので、舞台「モダンボーイズ」の好きな台詞をGoogleフォームで募集しました。

その結果をここに掲載いたします!たくさんありがとうございました!

中止となってしまった大阪公演がいつか実現するときは、また同じように募集しますのでよろしくお願いします。

 

モダンボーイズ

(作品概要・以下敬称略)


横内謙介

演出
一色隆司

出演
加藤シゲアキ山崎樹範 武田玲奈 坂口涼太郎 溝口琢矢 松田賢二 きづき 伴美奈子 羽子田洋子 清瀬ひかり 紺崎真紀 橋本菜摘 大川亜耶 須田拓未 / 加藤虎ノ介 神保悟志 大鷹明良

スタッフ
美術:松井るみ 音楽監督:後藤浩明 照明:吉川ひろ子 音響:山本浩一 衣裳:前田文子 ヘアメイク:河村陽子 ステージング:前田清実 映像:松澤延拓 舞台監督:南部丈 演出助手:神野真理亜 音楽監督助手:高崎真介 ステージング助手:中谷薫

 企画・製作
パルコ

 

【あらすじ】
日中戦争前夜、浅草のレビュー小屋。座付き作家の菊谷栄に、同郷(青森)の友人・工藤がプロレタリア革命を志す同じく青森出身の学生・矢萩奏を紹介する。
ある日、矢萩が警察に追われて劇場に逃げ込んでくる。菊谷と劇場の仲間たちは、矢萩に道化の扮装をさせて、警察から匿う。尋問を受け、菊谷はコーラスボーイだとごまかすが疑う特高刑事。仕方なく歌を披露する矢萩。故郷で合唱部だった矢萩の「My Blue Heaven」の歌声はすばらしかった。
矢萩は劇場に身を隠すことになる。そこで思想活動のために封印していた音楽の才能が開花し、やがて矢萩は浅草エフリィの芸名でレビューの人気者となっていく。しかし不景気と戦争が切迫する時代。不要不急と言われる浮かれたレビューの世界に生きることに悩み揺れながら、そんな時代に劇場の扉を開き、歌い、踊り続けることの意味を、矢萩は菊谷や仲間たちとともに噛みしめてゆく。

 

 

菊谷「何かあったら迷わずここに来るんだ。困ったことがあったら僕を頼って欲しい。同じ津軽衆だ」

セリフにすごく熱がこもっていて鳥肌が立ちました。初対面で、お互いに相手のことなんてよくわからないはずで、「同郷」というつながりしかないはずなのに、ここまで相手のことを思いやれる彼の人柄、優しさに胸を打たれました。私はNEWSではシゲ担ですが、このセリフがきっかけで、モダンボーイズにおいては完全に菊谷栄担になりました。

エゾケン「俺は構うね!これを見殺しにできるかよ!溺れる人間を見かけたらたとえ親の仇だろうと飛び込んでまず救うのが人の道ってもんだ!」

彼の人情深さに感動した。その上、地震で親兄弟を失っていると知り、その過去の辛さゆえの優しさが心にしみた。彼は一座を家族だと思っているのだなあと色々なシーンで感じとても愛着を感じた役でした。

 

矢萩「♪You see a smiling lace, a fireplace, a cozy room
A little nest that nestles where roses bloom
Just Molly and me
And baby makes three
We're happy in my Blue Heaven」

矢萩が歌う場面の途中から大きい歌声になるとこ

加藤さんの声量と歌のうまさと低音の響きがすごかった泣いた、矢萩というより加藤さんの凄さに泣いた

 

 

佐藤「みんな気持ちで動いてる。気の良い奴らだ」

一度しか観劇しないので詳しく覚えてないですが、やっぱり気持ち。エノケン一座のハートフルさを端的に表しててグッときます

 

 エゾケン「ひとりぼっちじゃダメなんだよ。ありあわせの薄らバカでも、そばにいるのが身内なんだ」

演者の人達はそれぞれの背景があってレビュー小屋に来ていて、情勢的には不要とされる場所かもしれないけど、巡りめぐった縁で出会ったみんなは「あり合わせ」でもいつだって側にいるんだという強さと温かさを感じました。

 

エゾケン「なぁ、あんた津軽もんならいける口だろ!今夜は飲もうぜ!この俺に思いの丈をぶちまけろ!」

綾子「あんたが聞いてわかんの?」

兵吉「明日には確実に忘れてます」

酒を飲んだら明日には忘れてしまうこと、とても共感できました。

 

兵吉「今夜はみんなでいましょう!みんなで!」

 

夢子「(菊谷の言葉を引用して)レビューは薬だよ。世知辛い世の中を元気にする薬だ!」

その通りだ!と思うと同時に、現代では、それが原因でコロナの感染が増えているかもしれないことも事実(人が集まる以上、どれだけ対策しても感染リスクはあるので…と鑑賞した私が言える立場ではないですが…)。果たしてエンタメはいつどんな時も正義か、改めて考えさせられたセリフでした。

演劇を愛する者として、演劇に救われてきた者として「ほんとにそう」と。今までの観劇人生がバーーッと思い返され、少し泣きそうになりました。

 

綾子「女は家の道具じゃないってのよ!」 

当時、自由を求めた女性の切なさを感じました。 

 

夢子「お客さんは皆色々なものを抱えています。でも見終わった時には忘れさせます!嫌なことは何もかも」

慶ちゃんがいつも言ってくれる「嫌なこと忘れろよ~」を思い出した。NEWSに会いたい。

私にとってのエンタメが、まさにそれだと感じたからです。複雑な思いを抱えながらも、エンタメが起こしてくれる奇跡に、いつも救われてきたのだと気付かされました。

ライブでの小山さんの言葉を思い出した。私たちが「エンタメに救われる」ということ。

 

兵吉「(笑)これはもう見るしかないですね。明日席を用意します」

夢子「見るよね?」

矢萩「…………はい」

乙女「声が小さい!」*1

矢萩「はい、見ますぅ!」

可愛いから。←

  

菊谷「自ら歌わない鳥を無理やり歌わせると、その鳥は死ぬんです」

歌いたくない鳥が、自ら歌うことに意味があるんだろう。歌いたいと思ったときのために曲はあるんだろう。
無理に頑張らず、その人(あるいは自分)の感情をまず聞いてあげることが大切だよなって、私自身の境遇や感情と重なってしまい、なんて優しい言葉なんだろうと感動しました。

誰かに何かを強制しても続かないし続けられない、自ら鳴こうとしなければ心は生きていけないのかもしれないと思いました。

ここ最近周りでしんどそうにしてる方が多いからこそ、この言葉を伝えたいなとも思いました。いいんだよ、無茶しなくて、出来ると思ったらでいいんだから。って

 

乙女姐さん「和田純!!あんたこれ、手だよ!?」

商売道具の和田純の大切な手を座員一同みな大切にしているところ
なんとも言えないが心の底からグッときます

 

菊谷「君は音楽を取り戻すべきだ。これは僕の個人的な願いだ。

君の中には宝物のような才能が眠っている。封印を解いて君の宝を輝かせるべきだ」

今の自分と重なったからです。高校生の頃、2度とやらないと誓った音楽をこの春からまた始めることになり「やっぱり好きだしもう一度やりたいけど私に出来るのかな」と不安を抱えていたときに観劇したので「なんで私のこと知ってるの!?」とびっくりしました(笑)ほんとうに音楽って不可逆ですね。

 

菊谷「君がこれから作り出そうとする世界に歌はないのか?踊りと笑いは?

今の社会を破壊して、そんな色褪せた世界を作るつもりなのか?」

「不要不急」なものをやることに対する一つの完璧なアンサーだなと思い、心を打たれました。いくつか好きな台詞はあるけど、一番好きな台詞です。

 

松井「誰が亡くなったんだ?」

エゾケン「毛虫ですよ」

 

 

矢萩「ハウスは日本語で?」

矢萩・カナ・ヨシミ「「「いぇ〜い!!」」」

奏、明るくなったなぁって思いました!

さっきまで暗かった奏ちゃんがそんなことを言うキャラになったんだな可愛いなと思いました。 それにしてもキャラが変わりすぎていてこのセリフを聞いてあやうく声を出して笑うところでした。

カナ「ねぇ奏、きんつば食べに行こうよぉ」

矢萩「え?食べちゃうの?本当に?き・ん・つ・ばっ♡」

矢萩「じゃあ俺はパイを食べようかな。じょしぶどうが乗った大きなパイ、あま〜いパイ」

ヨシミ「何だよじょしぶどうって」

矢萩「ちょっと噛んだだけだよ。干しぶどうのこと♡」

ヨシミ「もう!余計エロいわ!!」

加藤さんがそんな破廉恥なセリフを・・・でもなんか刺さるけど喜んだらオタクとして終わりな気がする・・・!!!どうしよう・・・でも・・・と葛藤を繰り広げました。姉さんたちにニヤッと笑って返す加藤さんがあまりにも良すぎて興奮を抑えられず申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

浅草「今日もエフリィ、ええふりこいてまぁ〜す♡」

私は秋田出身なので奏の方言がだいたい分かったネイティブです。
「えふりこき」って調子のってるとかどちらかというと弄られてるような悪い表現に感じられるかもしれません。でも私には相手に認められたいとか弱い自分を強く見せるために心の中で戦ってるってことも少しはあるのかなって感じています。
まるで幽霊のようだった奏が変わったことを表せるこれ以上ない表現だったと思います。

 

夢子「ナデさん……。やっぱり会いたい!」

矢萩「じゃあ少し離れて有楽町は?いつもの隠れ家バーで」

夢子「うん!ああ、早く夜にならないかなぁ…」

2人のピュアな恋心とワクワクした感じが可愛らしかったので。

かなで を ナデさんて呼ぶのなんか良くないですか?!
癖にブッ刺さります 

最早私の青春です

 

菊谷「沈黙はしていない。こうして劇場のドアを開いている。沈黙はドアを閉めることだ。

そりゃあ頭にくるさ!大事な台詞を奪われて、手足をもがれるような思いだ。でも闇雲に対抗したらドアを閉ざされる。それだけは避けたい。

それに手足をもがれてもはらわたは残されている。

検閲は表面上の言葉と筋書きを攻撃して僕を支配したと思っているが、そんなことでは僕のテーマは揺るがない。

そう、彼らは一番大事なテーマを見落としている。」  

菊谷「ここにあるのは、ただ自由な精神。右でも左でも、上も下もない!」

エンターテイメントは不要不急ではない。人が生きていく上でとても大事なものであって、それを誰かに何か言われる筋合いはない。そんな気持ちになってとても嬉しくなりました。 

 

菊谷「この世に全く不要なものだと思われている。でもその不要なものを大勢の人が観に来ている」

大勢の人がレビューをみにきてくれている、ってその時代の人というよりも、わたしたちにいってくれている気がした。舞台であんなに全員がこっちをみることはなかったきがするので余計そう思った。

 

菊谷「彼らはなけなしのお金をはたいて劇場に来てくれる。本当に不要なら誰がそんなことをするんだ?
かけがえのものがここにあると彼らはわかってくれてる。ここに来れば誰もがつかの間自由になれる」

コロナ禍によりエンタメが不要不急とされている現代と重なるところがあったから。

演劇やライブなどのエンターテイメントが学生時代から大好きだった私にとって、いつだって客席が私の一番の居場所でした。劇場の客席に座れば、日常を忘れてその世界の1人になれる。どこへでも連れてってくれる。自由になれる。登場人物たちがその台詞を聞いて、あたたかく微笑んで客席に視線を向けた時、エンタメを愛するあの日の自分と重ねて思わず涙が溢れました。大切な台詞です。

 

菊谷「僕らの世界にはこうせねばならないとか、こうあるべきとか、べしとかべきとかはない。劇場のドアを開け、陽気に幕を開ける!それだけだ。」

物事すべてにおいて、I want toのこと、自発的にやる行動に叶うエネルギー源はないよなぁ…と思いました。I should やmustには出せない馬力がある。
自分のやりたい!を大切にして才能と夢を時代に奪われそうになっても(最終的には奪われる)絶対に揺るがない栄を見て涙が出ました。

   

おタキ「はいっ。でも今はこんなに華やかな場所に居させてもらえて鼻高々です!

とっても素敵です。夢子先生とエフリィ先生のコンビ。

まるでおとぎ話のお姫様と王子様みたいで、こんな綺麗な世界が現実の世界にあるんだなぁ…って。

でも残念です。一度も客席で見たことがないんですよ。

いつか奮発して一等席のかぶりつきで見させてもらおうと思ってたんです。

こんなことならおっかさんの形見を質に入れてでも見ておくんでした、あはは…」

おそらくみんなが泣くようなシーンではないと思うのですが、気付いたらボロボロ泣いていました。

幼い頃から奉公に出されて苦労していたおタキさんが、今仕事をするのが楽しいのだと嬉そうに言う。エフリィと夢子の歌を舞台袖で聴いてまるで夢の中にいるみたいだった、でもいつか一度だけでいいから祖母の大切な形見を売り払ってでも一番良い席を買って、この目でレビューを観てみたかったと話す姿に涙が止まらなかった。ああ私、その気持ちを知っていると思った。エンターテイメントに救われて、その一夜限りの想い出があればこれからも生きていける気持ちを、私はよく知っている。おタキさんが愛しく、抱き締めたくなりました。

その後、エフリィがおタキさんのためだけに歌う場面は、演じる加藤さん本人が言っている「たったひとりのためだけに歌う」に通じると思いました。たった一人でも求めてくれる人がいるから、エフリィと加藤さんは何度でも立ち上がって歌うことができるのですね。

おタキさんが便所掃除ばかりで汚いからと遠慮していた手…想像もつかないような苦労を重ねた、シワの刻まれた手にそっと口づけするエフリィの姿に、スターの真髄を見た気がします。

 

 

矢萩「エフリィは明日も明後日もその先も、舞台で歌い続けます。

明日、あなたに一等席のチケットを届けさせます」」

ドキッとしました。シゲちゃんが私たちにアイドルとして見せてくれていることがまさにこれなんだなぁって。今日も明日も私たちのために歌って踊ってアイドルしてくれてありがとうってココロから思った

何度思い出しても胸がギューンってなります。
浅草エフリィがおタキさんに言ったのであって、
私が言われたんじゃないのに。加藤シゲアキが言ったんじゃないのに。胸が苦しい

この後夢子ちゃんが「大好きよ。」は私の代弁。 

心があたたかくなりました!
(語彙力なくてすみません!でもこのシーンを語るのに言葉なんて要らないと思います!) 

ポロポロ涙が溢れてきた。

 

夢子「大好きよ」

わたしも、わたしも大好きです(号泣)!!!!!!!!!!!!!!!!
(かずえちゃんに同意しすぎてたぶん頷いていました)
なでかずカップル、バカップルかと思ったのですが、盲目じゃない人間として心の底から奏くんが好きなんだと感じました。

 

夢子「シルバーよ。初めて会った時から気になってたの、あなたの寝癖」

矢萩「あはは!おれ、つむじが二つあるんだ」

夢子「えっ!」

矢萩「ここと、ここかな?」

レビュースター同士ではなく恋人同士の2人の何気ない会話が微笑ましく感じました。その後の展開を知った今となっては思い出すだけで胸が締め付けられます…

めちゃめちゃキュンです!!!シゲちゃんのつむじ2つあるの探したい人生だった…。そして寝癖さわりてー

 

夢子「ここは夢の場所だね…。」

夢子ちゃんのセリフを聞いて、夢子ちゃんたちだけでなくこの場所に足を運んでいる私たちにとっても夢の場所だと感じたし、この1年間この景色が見られなかった私たちからしても、ここは最高の場所で絶対に不要不急ではないと感じたからです。

 

夢子「ええ、何もない田舎町で、たまたま見たエノケンの活動写真で踊り子たちを見たの。キラキラしてた!浅草では本物の踊り子がレビューをやってるっていうから、思い切って見にきたの。一瞬で心奪われたわ!『もう帰らない、ここで生きる!』ってその時に決めちゃったんだ」

矢萩「無謀だね」

和枝に優しく聞く「無謀だね?」

ただ言われたいから

 

 

矢萩「ねぇ、出ようよ。ミュージカル!菊谷さんの本邦初のミュージカル。エフリィと夢子で、二人で主役を張ろう」

夢子「あなたはいいけど私は無理よ!後ろでひっそり踊っているわ」

矢萩「本当に?」

夢子「……いや!主役がいい!二人でやりたい」

いたずらっぽい笑みが最高で、答えはわかっているのにあえて聞く奏くんずるいな、とも思いました。そして顔が良い。

 

矢萩「何より、君には最強の武器がある。『一番好きなことをやる喜び』だ。

人間は自分が好きなことを大事にしなきゃダメだよ。

和枝が可愛いのは、心が輝いているからだと思う」

 役のセリフではありますが、好きなものをずっと大事に大事に育ててきた加藤シゲアキさんにあまりにも似合いすぎるセリフでしたし、説得力がえげつないです。 

 自分の心の中にある主義と音楽への愛で揺れる中、「可愛い」と理由までつけて真っ直ぐ伝えられる奏くんの揺らがない和枝への気持ちが伝わってきて、印象に残るセリフでした。それとは別に、あんなこと一生のうちに言われたい!!という邪な気持ちもあります。

矢萩くんのセリフは、このセリフを言っているシゲちゃん自身がそれを体現しているなと感じたからです。自分も好きなことをやって輝いている人間になりたい!と切に願いました笑好きなことをめいいっぱいやってるシゲちゃん、カッコ良すぎました!

薄給ですが好きなことを仕事しているのでこのセリフで救われた気がしました。

私はまだ大学生なので、将来自分もやっぱり一番好きなことをしてみたいな〜!!と思いました。

個人的な感想にはなってしまいますが、就活で自分の将来にとても悩んでいる私にとって、とても刺さる言葉でした。輝く夢子が羨ましく思え、悔しくもなり、自然と涙が溢れていました。

音楽を取り戻した奏くんだから、世の中に憤ってる奏くんだからこそ実感がこもってるセリフだなぁと。
また、コロナで好きな現場を奪われた自分自身にも響きました 

外見もとても可愛い夢子でしたが、ちゃんと心をみてくれてるところがいいなぁと。あと、奏くんは「大好き」だとか「愛してる」という言葉はありませんでしたが、この一言でも十分夢子への気持ちが伝わりました!!私もこういう風に言ってくれる人とお付き合いしたいなって思います!!

まさにその通り!エンタメを制限され、一年。配信でどうにか繋いできたけれど、どこか虚しさはあって、それが現場に行って気持ちが晴れた。好きなことを好きなだけして愛でたいと思った。

コロナ禍で私にとっての好きなこと=コンサートや舞台などを手放しで楽しめない今だけど、これからも好きなことを大事にしていきたいし、モダンボーイズ観劇に来てよかったなって思ったから

「好き」と言う気持ちしっかり無くさないできちんと持っていれば多分大丈夫なんだなと気付かせてくれました

 

矢萩「一緒に行こう。僕たちはまだ夢の途中だ」

 

矢萩「あはは、お腹空いちゃった。ビフテキ食いに行こう」

夢子「食う!ビフテキ!」

奏の言い方もめちゃめちゃ可愛いし、大学生のあどけなさが出てて良い。愛おしい…
奏くんは調子に乗っても鼻につかないかわいらしさがありますよね。
夢子がめちゃめちゃ可愛くて、「食う!」って繰り返す無意識の可愛さとモテテクに悶えた私も夢子が好きです♡心が厨二男子です。

 

菊谷「そういえば例の毛虫の話なんだが……。すまない!あれは実話じゃなかったんだ」

アメリカでの実話と聞いていた踊る毛虫の話は、向こうの作家の創作だった。しかしバレンチノは本物の踊る毛虫だった。創作を凌駕した奇跡だ。

実話では無かったが、その終わり方が良い。踊る毛虫に10万ドルの値がついて、トラブルに巻き込まれて疲弊する主人公たち。しかし毛虫が行方不明になると、残されたお互いの絆に気付いた。そして心を癒すためのピアノを主人公が奏でると、どこからか蝶々がやってきてピアノに合わせて踊る。(蝶々を実演するエゾケン)

デッパ「その蝶って!」

菊谷「そう!踊る毛虫は踊る蝶々になったんだ!」

 モダンボーイズ がフライヤーにまで蝶々にこだわってた理由がわかって好きです。

 

矢萩「本当にさよならなの?」

夢子「うん」

矢萩「こんなに突然?」

夢子「うん」

矢萩「まだ夢の途中じゃないか!未来のミュージカルは?!」

夢子「悔しいけど、そこまで届かなかった。でもね、幸せだったわ。素敵な思い出をありがとう。

1年前を思い出してしまいました。夢の途中なのに、こんな形で呆気なく。そこだけふと切なくなり涙が出ました。

 

夢子「せめてレビューみたいに終わりたいわ!粋でおしゃれに」

舞台内台詞にもあったように夢子はここに心を置いていった(ニュアンス)と言っていることから夢子は本当にレビューが大好きだったんだな、と。
矢萩の記憶の中に生きる夢子はいつまでもキラキラでありたかった、だからこそあの場面で(しかもヤクザの前で)歌って踊る夢子に心打たれました。
突然今日を特別な日にしたいといって櫛を渡したのもなんとなく追っ手が迫ってることに気づいていたんですかね……

 

 

矢萩「やりましょうなんとしても。夢ちゃんの穴は全員で埋めて!できるでしょう。浅草は事故に強いんだ」

矢萩「幕を上げましょう!なんでもやります!今の僕たちにはそれしかできないんだ!」

NEWSと重なった

 

 

菊谷「サンキュー。よくまとめてくれた。でもお前は大丈夫か?惚れ合ってたんだろう」

矢萩「誰からそれを……?」

菊谷「見てりゃわかるよ。演出家だ。コンビの芝居がある日を境にガラリと変わったよ」

矢萩「バレてましたか。すみません。」

菊谷へ頭を下げる矢萩。苦笑いを浮かべる。

矢萩「大丈夫じゃありません。今もギリギリで立っています」

矢萩「和枝は文字通り命がけで浅草に来て夢を描いた。そして彼女は昨日、ここに心を置いていきました」

菊谷「心を?」

矢萩「はい。僕はそれを抱きしめて舞台に立ち続けなければなりません。和枝が命をかけて憧れたこの舞台に」 

夢子が姿を消して1番落ち込んでるのは奏ちゃんなのに、一座のみんなを奮い立たせて「幕を上げ続けること、舞台に立ち続けること」を説得して…。 超絶ニュアンスですが「僕らを楽しみに待ってくれている人たちがいる限り僕は幕を上げ続ける」って言っていたのが、今加藤シゲアキが演じる意味が深すぎると感じました。加藤さんを好きでよかった。10年後に菊谷さんを演じて「お前は大丈夫か」と聴く加藤シゲアキさんが見たいです。過去の己に問いかけてるみたいになったら号泣以外の余地がありません。 

シゲちゃんが菊屋さんをやる事も一説あったと聞いてゾクゾクしました。また、俺はお前のことちゃんと見てるっていう菊屋さんの奏への愛を感じました 

 

兵吉「さぁ、戦闘開始だ!!」

鳥肌が立った。
なんでかわからないけど、心が震えたんです!!

 

矢萩「ずっと一緒だ…幕を上げるぞ」

観劇前にパンフレットを先に読んでしまい、ネタバレしてしまったか!と随所で思いました。幕間で再度パンフを見ていると、見逃していたこのセリフを見つけて、後半でこれもセリフで聞けるのかなと期待したら、やはり!!!でした。わたしも。となりました。 

愛の夢子がいなくなったにも関わらず強いエフリィに心打たれた

夢子ちゃんがいなくなった後、形見の銀のくしを胸に抱いてこのセリフ言って、その後くしで髪を整えるシーンが本当にオーラというか気品がすごくて鳥肌ものでした。あと、すごく個人的ですけど、帰宅後に余韻を残したままパンフレットを開いて読んでいたらそのセリフがあって、そのシーンを思い出してすごく泣きそうになりました…。

 

佐藤「それと、二度と赤には戻らんでくれ」

いつから、奏のこころにはもう社会主義のきもちがなくなっているときづいたんだろうか。と千秋楽のときに思い、考えてます。 

 

矢萩「工藤さん!どうか劇場を馬鹿にしないでください!」

矢萩「僕はここは奇跡が起きる場所だと信じています。

それは目には見えない、人の心に起きる奇跡です。

僕はここで世界を変える奇跡を起こす」

コンサートでNEWSに会えることや、NEWSに出会い、この場所にいることも奇跡だなと重なって号泣したセリフです。

自分の体や命を犠牲にしなければ何かを変えられないと考えるのではなく、今自分が置かれている状況や環境をどのように利用して、自分の信念を貫くのか、いくらだって方法はある。
何かを変えたい時に固定概念や常識に囚われる必要はない。
新しいことを今自分が始めたっていいんだ!という可能性と自由を感じました。

2020年初春、緊急事態宣言が出るよりも学校が休校になるよりも、何よりも早く中止された各所のライブ。どんなエンタメも命には代えられないこと、頭ではわかっていたけれど、エンタメに人生をかけてくれている大好きなNEWSが私にとってはいつだって必要でした。なぜエンタメは必要なのか、その答えのうちのひとつが「奇跡が生まれるから。」なのかもしれないと思いました。そのシーンから最後まで涙が止まりませんでした。

 

矢萩『たとえば、この浅草の雑踏には恐ろしい犯罪者も紛れているかもしれない。家出人や失業者も途方にくれて、行く宛もなく寂しく歩いているかもしれない』 

矢萩『そんな彼らもいつかレビュー小屋のドアを開けるかもしれない。ここには彼らを助けるようなものは何もない。でも身を隠すための暗闇と、ほんのひととき自分を忘れられる時間がある。

彼らはやるせなさに涙ぐむだけで笑わないかもしれない。思い出にひたりじっと目を閉じているだけかもしれない。でも犯罪を犯したものは、それ以上の罪をここで犯そうと思うだろうか。家をなくしたもの、仕事を奪われたものは、それ以上に人を憎もうと思うだろうか。』 

矢萩『芸人や踊り子たちは、いつものように踊り笑っているだけだ。だけどそれを奇跡と呼んで良いんじゃないだろうか』

 ・・・劇場は楽しみたいだけではない、いろんな気持ちを抱えてくる人を受け止めてくれる場所なんだなと思いました。

本当に辛かったとき、大好きなものを見たり聞いたりしても心が全く動かなかったときがあります。だったら触れなければいいのに、無の気持ちのまま触れていました。不思議な感覚でした。その時のことを思い出しました。レビューは薬、と同じだったのかな。

今日も舞台に演者たちが立っていること、私たちがそれを享受できること、その1回1回一瞬一瞬が奇跡なんだなぁ

エフリィが工藤に「〜じゃないだろうか?」という口調でいくつか連続して問いかける台詞が、エフリィのレビュー人としての熱意が伝わり全部好きなのですが、その中でも、「奇跡じゃないだろうか?」で締めくくられているのがとても胸に響きました。「奇跡」という言葉が胸にグッと刺さりました。

 

矢萩「乾杯」

一公演のみの感激なので全てこの演出だったのかは分かりませんが、「乾杯」の「ぱ」で声が裏返っていたのが印象的でした。気丈に振舞う矢萩奏の押し殺した感情が、その瞬間だけ漏れ出たようですごくぐっと来ました。

 

矢萩「僕は……僕は、菊谷さんに出会えて、幸いでした」

私も加藤さんと出会えて幸いだな、と思って泣いてしまいました

 

菊谷「お母さんに感謝しないとな。よくぞ奏に音楽を授けてくださった!」

私も母がピアノの先生で、私も母に「音楽を授けてもらった」んだなと思って感謝の気持ちが湧いたのと、そのように思ったことがなかったので、とても綺麗な表現だなと思っています。 

 

 矢萩「何があろうと劇場のドアを開け続けます」

私はエンタメ業界に近いところに身を置いているのですが、コロナ禍でエンタメが不要不急だと言われ舞台やライブはことごとく無くなり、好きだった劇場や映画館、ライブ会場が閉まるなんてことも相次ぎ私の大好きな世界は今の日本には必要がないのか…と悲しみに暮れたこともありました。業界に近いからこそ尚更それを直接的に感じたのを覚えています。
しかし、この台詞を聞いて私は心の底からエンタメは必要なものだと、なくてはならないものだと感じました。
劇場のドアを開け続けるという言葉は菊谷先生の意志も詰まったもので、絶対に泣いてしまうんですよね……どんなに辛くてもそこに行けば踊り子が踊りスタアが歌い…そうしたエンタメがあり続けることがこの物語にとっての救いなのだろうし、時空を超えて令和の今に救いをもたらしてくれているんだと思います。
こうして今モダンボーイズを上演できたことが「劇場のドアは開け続けます」という言葉がずっとこの日本に残り続けていることを体現しているのではないかなと思いました。 

 

兵吉「そうですよ先生、しゃがんでいてください!

『鉄砲玉の来ないところで、しゃがんでいて』ください!」

その時代のことはわからないけれど命をかけて戦ってくださった方々がいて今、私たちは生かされているのだな。シゲちゃんと自分達がいるこの時代には戦争が完全になくなったわけではないけれど日本は平和になってよかったなとしみじみかんじました

 

菊谷「大丈夫、僕は何ひとつ変わりませんよ!

たとえ戦場であっても、レビュー人として全てのものを見て、全ての音を聴きます。

懐かしき劇場に想いを馳せながら、敵弾に倒れる最期の一瞬まで」

これから戦地に向かうのに、僕は大丈夫ですって明るく言える、タフな感じがかっこいいなって思いました。菊谷先生の言葉や安心感を感じられる存在に、観ている中で何度も救われました。自担が演じた奏くんや浅草エフリィは最高にかっこいいけど、この話の登場人物の中での一番の推しは菊谷先生かもしれないです。

 

 矢萩「みんな!準備はいいか!劇場のドアを開けよう!いつものように幕を上げるぞ!」

度々出てくる「幕をあげよう!」の奏さんが大好きでした。

奏さんの色んな感情を一度に受け取れるため、私には受け止め切れませんでした。。エリフィの色んな表情が見れて幸せな時間でした。

 

♪狭いながらも 楽しい我が家

ある意味象徴的だなと。
戦争に飲み込まれていく国家、主義者への弾圧、ままならない世間、それでも、その中にあってもささやかな幸せを見つめようとするその視線。
心温まるような、切ないようなちっぽけな個人の痛切な祈りでありながら、実はそれさえも歴史の渦の中のものでしかない、と感じさせられるフレーズでした。

「主義者」と言われた人たちは厳しい弾圧・統制の中、次第に「転向」へと向かっていく。
主義者であり続けられなかった自己、主義者であり続けられなかったことへの罪悪感とその受容。
文学の中で見られた動きとして学んだものですが、まさに舞台中のエフリィの辿った道筋にも合うなと。
そうした「転向者」たちは、主義を断念し、離れ、代わりに陋巷へと視線を向けていく。(記憶違いだったら恥ずかしいのですが)

世を嘆きつつ、主義を断念して、代わりに新しい夢を見て、その場所で幸せをつかもう、見つけよう、叶えようとしたエフリィが歌うこの歌詞には、見かけ以上の含みがある、そんな気がしてぼろぼろ泣けました。
エフリィの切なる願いのようで、それでいてその感情でさえも、歴史の渦に呑まれたものでしかないのかもしれない。
けれど、だからこそ余計に切なく苦しく、大切に思わずにはいられないフレーズだった。

そんな風に思いながら白衣装に包まれて輝きながら歌う加藤さんを見ると、どうしようもなく心が揺さぶられてたまりませんでした。

 

 (複数場面など)

矢萩「僕はここは奇跡が起きる場所だと信じています。

それは目には見えない、人の心に起きる奇跡です」

菊谷「彼らはなけなしのお金をはたいて劇場に来てくれる。本当に不要なら誰がそんなことをするんだ?」 

奏のセリフも菊谷のセリフも現在の世界の状況とぴったり合うと感じました。加藤さんがオファーをいただいたときに「今こそ上演されるべき」と仰っていました。現状エンタメは不要と思われることがあります。しかし、エンタメに触れると感情が動いたり、やる気が出たりします。それが奏が言っていた『奇跡』で、その奇跡が必要だからお金を払ってでも見たいと思うことに繋がると思います。

 

夢子「何もない田舎町で、たまたま見たエノケンの活動写真で踊り子たちを見たの。キラキラしてた!浅草では本物の踊り子がレビューをやってるっていうから、思い切って見にきたの。一瞬で心奪われたわ!『もう帰らない、ここで生きる!』ってその時に決めちゃったんだ」

矢萩「無謀だね」

夢子「でも夢子、よく決心したわ!だって今、こうして夢の中にいる」

 

矢萩「何より、君には最強の武器がある。『一番好きなことをやる喜び』だ。

人間は自分が好きなことを大事にしなきゃダメだよ。

和枝が可愛いのは、心が輝いているからだと思う」

 

次のシーンでいっきに夢子を現実が迎えに来る比較が震えるほどでした。

 

*1:誰の台詞だったかあやふやです、すみません・・・

第164回直木賞の候補作品全部読んだよ

 

自担が書いた小説が直木賞にノミネートされたので、他の候補作品も全部読みました!!!

 

 

オルタネート

 

 

※自担(じたん)=ジャニーズのファンが「自分が特別に好きな人」を指して使う言葉。自分の担当の略。

 

というわけで、全作品読んだ感想が以下です。お納めください。

なお、順番は単純に読んだ順です。

 

 

 

長浦京「アンダードッグス」

今回の直木賞候補作の中で唯一海外を舞台とした、国家機密を巡って各国の思惑が交錯するスケールの大きな作品。世に出れば世界を大きく揺るがしてしまう重大機密入りのフロッピーを奪取するため、主人公・古葉が実行する作戦は素人がゆえに突飛。アクションシーンの連続はさながらハリウッドの超大作で息つく間もない。そんな、映像化すれば何億円かかるかわからない大作も、私たちは読書で「体験」できる。直木賞候補作一冊目として読んでよかった。大衆文学、エンタメ小説の世界の広さを知りました。 

 

アンダードッグス (角川書店単行本)

アンダードッグス (角川書店単行本)

 

 

  

芦沢央「汚れた手をそこで拭かない」

どこにでもいるような何でもない人々の、ちょっとした「愚かさ」や「うかつさ」が鋭く描かれた短編集。ひとつひとつ読み終わるごとに胸がざわつき、彼らの不幸を「自分は違う」と遠ざけてしまいたくなる。でも、本当にそうだろうか? 自分の手の汚れに、まったく身に覚えがない人っているんだろうか? うっかり。出来心で。そんなつもりはなかった。誰にでも起こりうる、だからこんなにも怖くなるのだ。

 

汚れた手をそこで拭かない (文春e-book)

汚れた手をそこで拭かない (文春e-book)

 

 

 

伊与原新「八月の銀の雪」

 いつもコンビニでレジを打ってくれる、あのベトナム人の女の子。リクルートスーツに身を包んだ就活生、カフェで聞こえてくる大きな声の自己啓発。電車で肩身が狭そうにしているベビーカーとお母さん、再開発でみるみる変わっていくご近所。どれも言わば私たちの生活風景で、その景色の中にある誰かの悩みや痛みが繊細に描かれている短編集。大人になって、いつの間にか萎びてしまった「知りたい」という単純な好奇心を、もう一度育ててみたい。そう思わせてくれる、優しくて愛しいお気に入りの一冊になりました。

 

八月の銀の雪

八月の銀の雪

 

 

坂上泉 「インビジブル

舞台は昭和29年の大阪。新米刑事の新城が、初めて挑む殺人事件の捜査で組まされたのは何もかも正反対な男・守屋だった。「キャリアとノンキャリ」という王道の対比に加え、時代柄いくつもの立場や経験の違いがそこに加わる。「自治体警察」と「国家地方警察」という組織の違い、「軍隊経験」という数年の年齢差が生んだ経験の違い、「東京と大阪」という土地の違い。読み始めは難しいと思った時代背景も、全てが物語の重要パーツだった。ぐいぐい引き込まれて一気に読了。めちゃくちゃ面白かった!!

 

インビジブル (文春e-book)

インビジブル (文春e-book)

 

 

 

西條奈加「心淋し川」

 舞台は江戸時代の「心町(うらまち)」と呼ばれる、長屋が建ち並ぶ一角。そこで暮らす人々の生活はけして豊かではないものの、みんなそれぞれの「人生」を抱えて懸命に生きている。短編連作で描かれるそれぞれの人生は、「いい時」もあれば「わるい時」もあり、紆余曲折を経て心町へたどり着く人もいれば、心町で育ち出て行こうとする人もいる。最終章の、心町の差配・茂十の物語を読むころには、心町の住民は皆ご近所さんのような、顔なじみのような存在になっている。あの人が元気そうでよかった、あの子は大きくなった。読み終わった後もなお、心町の暮らしはいつまでも続いていくような気がする。

 

心淋し川 (集英社文芸単行本)

心淋し川 (集英社文芸単行本)

 

 

 

 

 

全部読んでみての感想 

楽しかった!! 

今回の候補作品は見てのとおりバラエティ豊かで、一冊読み終えて次に移る度に「これまで読んだのと全然違う!」と違いを楽しめるのがすごく面白かったです。たとえば同じ短編集でも「八月の銀の雪」「汚れた手をそこで拭かない」は正反対と言っていいぐらいで、それがこうして同じ候補作品として並んでいるのが、直木賞って幅広くて面白いなぁ…!と思いました。普段の自分だったら選ばないような本ばかりだったし、読んでみたら面白すぎて大興奮!ということもあったし、この経験まるごと新鮮で面白かったです。 

候補作を読んだ他の人の感想を見るのも、これから色んな媒体で出る受賞作予想も楽しみ。選考会まで残り一週間を切りましたが、直木賞という祭り、全力で乗ります!!!加藤シゲアキさん、直木賞ノミネートおめでとうございました!!

 

 

 

 

live2.nicovideo.jp

 

2020年現場振り返り

 

今年もやるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

Hello! Project 2020 Winter HELLO! PROJECT IS [ ] ~side A / side B~

 

冬ハロ。まだコロナは遠い存在だった頃。

 

 

YOSHIKO ハロプロ振付20周年記念. team445 ダミーFes.

ハロプロで多くの振り付けを担当しているYOSHIKO先生が主催したイベント。そろそろコロナが怖いかな~という頃で、ちょっとハラハラしながら行った記憶。娘。が全員そろった姿を見たのも今となってはレアだった。何よりツイートしたつんくサプライズが、ハロオタ10年近くやってて一番驚いたっていうぐらい驚いた。神イベントだった!

 

 

~ここから持ってた無数のチケットは全て中止に~

 

 

 

Hello! Project 2020 Summer COVERS ~The Ballad~

 

 

 

緊急事態宣言明け、最初の現場となったハロコン。座席位置によって入場時間が指定され、入場前に検温と消毒がある限界体制の現場。ホールクラスのコンサートを行う先駆けだったのでどのような取り組みがなされているかnews zeroで取材され放送されたりした。私が入った一つ目の公演はトップバッターがいっちゃん、曲がTOMORROWで、半年ぶりに来た念願の現場で「明日は来るよ君のために」とまっすぐに歌われる感動…凄かった…ありがとういっちゃん…。

 

 

ミュージカル ハウ・トゥー・サクシード

 まっすーが主演のミュージカル! 無事に上演できて本当によかった。見ている間だけは色んなことを忘れられる、とても楽しいミュージカルでした。まっすーのこれからの挑戦もすごく楽しみ!

 

音楽朗読劇『黑世界』

 

 

 

当初上演を予定していた別の作品が上演できないと判断され、急遽誕生した『黑世界』。コロナ禍が無ければ生まれなかった作品は、念願叶って鞘師リリーが5年ぶりに板の上に帰って来た!舞台上もフィジカルディスタンスを保った上での演劇。制約の中で生まれるアイディア、創造する力を感じた。演者が手に持っていた台本はほとんどお飾りになっていて、末満さん曰く「不自由、制約の象徴」として皆持っていた。

朴璐美さんがとてつもなかった。見れて良かった、本当に良かった。

 

 

Hello! Project 2020 Autumn ~The Ballad~

 

 

秋のハロコン。夏以降、切れ目なくハロプロはバラード形式のコンサートを継続していた。感染者数が増えて来たのでパシフィコ以降はチケットを持っていても行かないことにした。秋はかえでぃーの月光の成長を聴くのが楽しみでした。パシフィコ横浜で関係者席が妙に多かったのは、さくらちゃんと紗友希のCDTV出演に向けたものかな?と個人的に勘ぐっている。2020年も粛々と「今やれること」に取り組み続けたアップフロント、とても頑張っていたと思う。

 

 

 

チケットを持っていた、公演中止となったものたち

Hello! Project ひなフェス 2020

モーニング娘。’20コンサートツアー春~MOMM~

NEWS LIVE TOUR 2020 STORY

舞台「染、色」

 

 

2020年春ごろの、毎週のように公演中止が発表され、持っていたチケットがどんどん返金用紙になり胸が潰れそうになる感覚とか

2020年夏の、やっと行けたコンサートが今までと全然違う形で、それでも静かな歓びで満たされていたこととか

2020年秋から冬の、興行は続くけれど「自分は」行けないという判断をしなければならない苦しさとか

再開後の各公演の並々ならぬ工夫、配慮、それでも続けないといけないという強い意志とかエンタメの底力とか、色んなことを忘れないでおきたいと思った2020年でした。

 

 

2021年は大好きなエンタメ産業が少しでも苦しくなくなりますように。 

良いお年を!

 

 

 

蘭たんのゲーム実況動画が面白い2020

  

蘭たんのゲーム実況動画が面白い。その中でも特にポケットモンスターシールド」が最高なのでポケモンを知らない人も蘭たんを知らない人も見てください。

終わり。

 

youtu.be

 

本題は以上なのでここから先は蛇足です。

 

***

 

2020年5月、こんな記事を書きました。

morningproject.hateblo.jp

 

この記事から7か月。ナポリの男たちが好きだというのは続いていますが、自分の中で大きく変化したのが「蘭たんの個人実況動画が好き」という部分。なので今年見た蘭たんの動画振り返りつつ紹介します。蘭たん!!面白い動画をたくさんありがとう!!!

 

 

 

はじめての「Ib」

youtu.be

両親と美術館に訪れた少女のイヴ。
色々な作品を観ていたイヴだが、ふと気がつくとひとりぼっちになっていた。
誰かいないか探し回っていると、美術館に異変が……
(公式サイトより引用)

はじめて見た蘭たんの動画。

ホラーゲームが苦手な蘭たんがゲームの演出にいちいちビビりまくるところ含めてエンタメになっている。名作と名高いだけあってストーリーもすごく良くて、特にギャリーちゃんが加わってからのイヴ・ギャリー・蘭たんの3人パーティはすごく!!面白い!!!各動画30分弱、全8パートということでサクッと見やすい。最後は涙なしでは見られない。

 

 

はじめての「ぼくなつ」【ぼくのなつやすみ2】

youtu.be

夏休みの一ヶ月を海辺の町で過ごすことになったボクくん。魚釣り、すもぐり、昆虫採集、真っ黒に日焼けするまで遊ぶもよし。人々との交流を楽しむもよし。
どこか懐かしくて、ちょっぴり切ない夏休みがアナタを待っています。

(公式サイトより引用)

 

言わずと知れた往年の名作ゲーム。とにかくこのゲームの雰囲気の良さ、キャラクターの良さと蘭たんの相性がすごく良い。すごく良い…。「夏休みを過ごす」ゲームなのでストーリーは薄味なのかな?と思っていたけど、のんびり過ごす日々の中にも人間ドラマがあって、主人公の「ボク」視点と大人である「蘭たん」視点の両方から見る「良さ」がすごい。(蘭たんは今年30歳になりました)

この実況シリーズは絶対名作になる!と確信した場面がPART3にあって、それが夜に台所から窓の外を覗いたシーンなんですよ。何もイベントも台詞も無いけれど、窓から外の景色を覗いて「わーー!ちょ、すごくないこれ?夏の夜に窓から顔を出して、虫の声だけが聴こえるって表現でしょ? 天才がいるな、ぼくなつのスタッフ」と感動する蘭たんの声を聞いて、この感受性でプレイするぼくなつが名作にならないわけがないと思いました。そして予感通り、名作です。

 

ドン底の龍の成り上がり【龍が如く7】

youtu.be

2001年1月1日。東城会の三次団体「荒川組」に所属する極道、春日一番は、組長・荒川真澄から
若頭・沢城丈の犯した罪を被るよう頼み込まれ、出頭を決意。
愛する組のため、尊敬する親父のため……春日は18年にも及ぶ厳しい刑務所生活を送り、2019年、ついに出所する。

だが、出所をした春日を出迎えてくれる者は、誰一人いなかった。

一人寂しく、故郷である神室町へと戻る春日。
だがそこは、春日の知っているかつての神室町ではなかった。

(公式サイトより引用)

正直、前シリーズのぼくなつ2が良すぎたので「もうぼくなつ2を超えるものは見れないかな…」と思っていた矢先に始まった龍が如く7。すっごい面白かった!!!!

龍が如くがヤクザをテーマにしたシリーズということすら知らずに見始めたんですが(知らなすぎでは…)龍が如くのストーリーがこんなに面白いなんて知らなかった。良質な連続ドラマや映画を見ているような感覚で、全49パートも途中で脱落することなく、毎日続きを見るのを楽しみに見終えました。元極道・元警察官・元ホームレス・元キャバ嬢と蘭たんの珍道中込みで面白いのでお時間あるときに是非。

 

 

はじめての「ポケモン剣盾」

youtu.be

 

説明いるかな? ポケモンの最新作です。龍が如く7が終わり、「何を楽しみにすればいいんだろう…」と思っていた矢先に始まったポケモン剣盾。断言します。伝説級の名作実況です。

 

もうこれは本当に「見て欲しい」以外に言葉が出てこないので見て欲しい動画貼ります。これです。

youtu.be

ポケモンでは、主人公は行く先々の街にある「ポケモンジム」でジムリーダーとバトルをし、勝ったら貰えるバッジを集めます。そのジムリーダーとのバトルが、蘭たんの剣盾ではばつぐんに面白い。

本作の舞台であるガラル地方ではポケモンジムがスタジアム形式になっていて、大勢の観客の前でバトルをします。ここに貼ったのは2番目のジムリーダー・カブさんとの試合なんですが、何に驚いたってお互いに繰り出すわざの一つ一つに意図があり、戦略があり、一度でも判断を間違えれば負けてしまう。そんなヒリつく一進一退のポケモンバトル、私やったことない…!!スタジアムにいる観客が熱狂するのもわかるし、何なら自分もその観客の一人のような気持ちになります。ポケモンってこんなに面白かったんだ。

バトル以外にも見所はたくさんあって、「主人公の着せ替え」や「キャンプでポケモンと遊ぶ」などのサブ要素も蘭たんは全力だから面白いし、何よりやっぱりメインストーリーが…良いんですよね…。蘭たんがライバルであるホップのことを特に気にかけているので、それが物語をより一層ドラマチックにしている気がします。自分でも全く同じストーリーをプレイしたはずなのに、全然違う物語に見えました。すごいなぁ…。

 

全51パートですがメインストーリー(チャンピオンになるまで)はパート29までで、パート30以降はチャンピオンになったその後のストーリーと、エキスパンションパスという続編のような番外編のようなものです。最終回のエンディングではめちゃくちゃ泣きました。ポケモンを知らない人にも見て欲しいし、ポケモンを好きな人にはもっと見て欲しい。全力でお勧めです。最高です。ぜひ。

 

 

 

 以上、「蘭たんのゲーム実況動画が面白い2020」でした。 その他、ここでは紹介しきれなかったシリーズや単発動画もたくさんあるのでYoutubeチャンネルを貼って終わります。それでは!

 

t.co

 

 

冷静じゃないときはツイッターをしない

 

と、自分に言い聞かせていたら昨日一日何もできなかった。ずっと冷静ではいられない。せめて冷静なふりをしていたい。

 

・昨日見たもの、読んだもの

公式発表

弊社所属タレント加藤シゲアキ・小山慶一郎(NEWS)新型コロナウイルス感染に関するご報告 | ジャニーズ事務所 | Johnny & Associates

その後小山さんが発熱しているというソース宮根さん(Mr.サンデー)の情報は知った。

 

・加藤さん、小山さん、NEWSが今どんなタイミングだったか

レギュラー番組を除くと、加藤さんは3年ぶりの長編小説「オルタネート」が11月19日に発売されたこと、WOWOWドラマに出演中なことが重なりテレビと雑誌の出演が大量にあった。また、来年1月に放送されるNHKドラマの撮影がそろそろだったと思う。

NEWSは12月12日、13日に配信ライブを控えていた。(中止発表済)

12月23日に3人体制での初シングル「チンチャうまっか/ビューティフル/カナリヤ」を発売する。

また、年末の大型音楽番組が立て続けに予定されている。

 

・多忙は危ない

仕事が忙しい、はそのまま「会う人が多」くて、それだけ「リスクが高い」ことに気付いていなかった自分がいた。緊急事態宣言中はリモートだったテレビの収録や雑誌の取材は、確実に多くの芸能人や関係者を守っていたのだと思う。

 

・同じグループは家族とみなす

ジャニーズ事務所の独自方針(らしい)

密着してもよい、衝立が無くてもよい。3人中2人が罹ってしまった今となっては、微笑ましかったものに胸が痛む。密着していたのも衝立が無かったのも、ファンへのサービスという側面もあった。と思う。

まっすーが罹っていないのは幸運だった。小山さんと加藤さんが罹ってしまったのは、二人が二人で飲み歩いていたとかじゃないよ絶対。絶対絶対絶対。

 

・検索サジェストを見たくなくて目を瞑る

「NEWSな2人」のアカウントを見たくて検索窓に「NEWS」と入れたら、その後は見ないようにして続きを打つ。サジェストが怖くて見られない。それが普通じゃないことだとわかっている。

 

・インターネットの悪意、Twitterが嫌い

おれは10年もツイッターをやっているからな。インターネットには詳しいんだ。

インターネットに詳しすぎるから、こんな時にどんな酷い言葉が彼らに投げられるか簡単に想像できてしまう。配信ライブが中止になったこと。直前に大型歌番組でたくさんのジャニーズと共演していたこと。新型コロナウイルスは「不注意」など理由があって罹るもの、と思い込んでいる人。

一つでも見たらグチャグチャに傷付いてしまうから、見ないようにしている。酷い言葉に怒っている人を見て、「酷い言葉があったんだな」と思う。怒ってくれる方はありがたい。私はまだ、そこまでいけない。

 

・「お大事に」と言って欲しい

悪意に敏感になっているから、そうじゃない言葉が欲しくてたまらない。ほとんどの人は、当たり前のことすぎてわざわざツイートしないってこともわかってる。「NEWS お大事に」それだけでいい、涙が出るほど嬉しい。NEWSのこと何も知らなくても、関係なくても、もし思ったら言葉にして欲しい。「わざわざ」ツイートされる悪意が勝たないで欲しい。私もこれからは当たり前のことも「わざわざ」言葉にしたい。自戒。

 

・「心は元気に」

コロナ禍の中、小山さんがいつも言ってくれている言葉。「皆さん、心は元気に!」。

わかっているのに、「元気でいたくない」自分がいる。NEWSが元気じゃないのに、元気な自分が嫌だ。でも体はめちゃくちゃ健康で元気だ。ありがたい話だ。

 

・自責の念。

 東京でこんなに流行ってしまったから、ウイルスが二人までたどり着いてしまったと思った。

身近なところで言えば自分の会社や、家庭内で蔓延る「もはや運」「罹ってしまったらしょうがない」という空気。何度もツイッターで愚痴ったように、弊社は緊急事態宣言解除前から「そろそろいいかな」みたいに100%出勤させる会社で、今も「緊急事態宣言されない限り勤務体制は変えない」という方針でいる。社内で罹患者が出てもそこだけは全くブレない。あまりにもブレないから、そんなもんだ、と私も諦めた。

もしかしたらみんな諦めている?私だけでも、弊社だけでもない?

毎日東京の数字を見ながら「減らないなぁ、まあ減る要素無いからな」と思っていた。その数字に大切な人が含まれた苦しさ、想像しなかった。馬鹿だった。本当に、クソ馬鹿だった。

 

・代わりたい、代われない

できることなら代わりたい。もう何回も、何十回もそう願っている。そんな想い本人たちだって望んでないことわかっているし、優しい人たちだから絶対嫌がると思う。それでも、どんなに迷惑でも嫌でも代われるのなら代わりたい。何もできないことが苦しい。

 

東スポ

デスノートに書いた。本当に人の怒りを瞬間沸騰させる見出しを書くのが上手くて辟易する。「また東スポか」で逆に冷静になったけど。絶対に許さない。

 

 

 

以下、読んだ方の不安を煽ると思うので、煽られそうな方には読んで欲しくないこと

 

 

 

 

 

 

 

・怖い

第一報を見て、最初に「新型コロナウイルス 後遺症 忽那」でググって読んだ記事。(忽那先生を信頼している)

新型コロナの後遺症 記憶障害、脱毛、集中力低下など様々な症状が明らかに(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

元通り元気になったら、ライブはいつか出来る。歌番組もラジオもテレビも、なんでも出れる。CDリリースだって、3人での2枚目だって、3枚目だって。

でも。

何かが残ってしまったらどうしよう。「体がだるい(とても疲れやすい)」「胸が痛い」「息苦しい」「動悸がする」そんな慢性症状があって、3時間のライブが出来るだろうか? やりたいことをできるだろうか?

直近のライブや仕事だけじゃない。今後の人生に関わってしまう。

 

この恐怖を知った上で石を投げたり、無神経なことを言える人はすごい。

私は、恐怖と不安で夜中に何度も目が覚める。

 

 

・今どうしているだろう

先に後遺症のことを書いてしまったけれど、「今」がわからないのも勿論怖い。

でも知らない方が良いかも知れない。それも余計に怖い。悪い想像ばかり達者な自分が本当に困る。

まだまだ全然冷静でいられないし、元気でも大丈夫でもいられない。ただひたすらに、二人が快方へ向かうこと、何も遺らないことを祈っている。

 

 

 

 

 

最後に、ここまで読んでくれた方にお願いがあって。

もし、まだツイートしていなかったら「NEWSの小山くんと加藤くん、お大事に」ってツイートしてくれませんか。

当たり前のことだけど、当たり前のことが目に見える形になって欲しいんです。

(敢えて触れなかった優しさもわかってます。いつもありがとう。)

 

 

 

 

 

 

まっすーがミュージカルを全公演無事に終えた時、「自分のことのように安心しました」と言っていた加藤さん。

つい先週、増えている感染者数に「もう一回一緒に意識を上げよう」と注意喚起していた小山さん。

2人と一緒に、NEWSという船を守り続けている増田さん。

3人を想うと苦しくて苦しくてたまらない。もう少し冷静になります。またのちほど。

 

 

手越くんへ フォトエッセイを読みました。

おばか。

 

ばか…おばかだねぇ~~~~も~~~~!!!!おばか!!!!何してるの!!!!????そこに正座!はい!私が良いって言うまでテイ禁止!!はい聴いて!!!!

 

私はこの本の存在を、Amazonにフライングアップされた時から知っていました。

フライングされてたこと、知ってますか? フォトエッセイ発売決定の記事にこうありますね。

関係者によれば、当初、フォトエッセイの初版部数は1万部だったが、予約が殺到し、緊急で部数が1万部から5万部に増えたとのこと。

なんで発売決定を報じる記事に「予約が殺到」と書いてあるのかというと、Amazonでフライングで予約が開始され、「これはなんだ?!」となって「殺到」したからです。なるほどね。このAmazonに掲載された時点では、この本の概要欄には帯に書いてある芸能人の羅列が記載されていました。最悪の帯と紹介文だと思いました。デスノートに「双葉社」と書きました。本当に最悪です。

 

記者会見を見て本文を読んで、この本が一体何なのか、自分なりに考えました。

手越くんがやりたかったこと:手越くんが普段読んでいるような、自己啓発書やビジネス書の類&ずっと夢だった写真集

双葉社がやりたかったこと:ゴシップ週刊誌の延長のこと。いわゆる暴露本

 

この二者の「やりたかったこと」を両方取り入れた結果何が起きたか? 自己啓発書は「人間の能力向上や成功のための手段を説く」本ですが、題材がゴシップ週刊誌の話題なので結果「他の芸能人(NEWS含む)に成功のための手段を説いた本」になっており、「上から目線」に見えるのです。手越くんってこんな人だったっけ!?って混乱します。

 

この最悪のマリアージュが生まれた原因は、手越くんが「スピード感」を求めて焦っているからではないかと思っています。

手越くん、本を書きたいと出版社に持ち込み企画をしましたね。

www.youtube.com

 

直談判できる行動力、すごく素敵で格好いいと思います。この動画の中で、手越くんは「ネガティブなニュースも多い中で自分のポジティブさをみんなに伝えていく」自分なりの自己啓発本を出したいと伝えました。でも、動画の中でも、出版社の方はどんどん「色々喋って欲しい」「極力出せない情報も出して」「ゆきりんのこととか」と違う内容を盛り込むことを勧めていて、それに手越くんも頷いています。

私は正直、この時点でデスノートに書き込む手が止まりません。自己啓発本に「ゆきりんのこと」要りますか? 要らないでしょう。そんないい加減な編集部と組んで本を出してしまったこと、これが手越くんにとってとても大切にしたかった大きな仕事であること、悔しくてたまりません。その場で頷いてOKとせず、一度持ち帰って検討する。ほかの出版社とも比較する。「スピード感」は大事ですが、それだけではないはずです。本当に納得がいくものが出せる場所が見つかるまで待つとか探すとか、そういうことをして欲しかった。「チャンカパーナ」を出すまですごく時間がかかったけれど、その分良いものになったのではないですか? そういうことなんだと思います。

 

私は今、手越くんが、手越くんの周りにいる人が「話題性」や「再生回数(販売部数)」「影響力(?)」ばかり優先している現状がひどすぎて正直見ていられません。なんでもいいから話題になればいい、なんでもいいから売れればいいというのは本当に手越くんがやりたいことなのでしょうか? 違いますよね。少なくとも、そこに「ファンのため」という芯があるのであれば。

この本の出版記者会見でも「ファンの子は自分にとって血液のような存在」と言い、何より大切で幸せにしたいと言っていましたね。発売翌日のインスタのストーリーでは、「心から命のように大切にしていたファンがいなくなるのは耐えられない」と吐露していました。正直、手越くんがこの本を出して、その反応にも納得していて意に介さないのであればこんな記事書こうと思いませんでした。でも、もし、何か迷いがあったり、後悔があったり、私なんかにも耳を傾けてくれるのであれば。手越くんの道が何かいい方に変わるのであれば、伝えたいのです。

焦らないでください。

「話題」が少し途切れても、再生回数や登録者数が右肩上がりでなくても、今のペースから多少落ちてもファンの心は離れません。NEWSだったころ、毎年下半期は暇でしたから!(笑) でも手越くんが焦って、信用できない人と組んでやった仕事は、手越くんへの信頼を損ねます。きちんと相手を見極めてください。手越くんの「やりたいこと」は曲げないでください。自分に価値があることをご存じなら、その価値をハイエナのような他人に、良いように利用されないでください。あなたは私たちの自慢の「手越祐也」です。NEWSに居た頃は、NEWSを照らしてくれる強い光でした。今はその光を違う場所へ向けているんだと思います。手越くんの光の強さを知っているので、きっとどんな場所も明るく照らせると思います。その光に集まってくる変な虫は、全部蹴散らしてください。

 

 

 

 

正直、あの本を読んだ直後は腸が煮えくり返って冷静ではいられませんでした。特に「NEWSとKAT-TUNの合体プロジェクト」は、私にとって一番地雷です。人数が少ないNEWSを、「ほかのグループと合体すればいいのに」と言う人はインターネットにはよく居て、そういう人を見るたびに「面白くないから冗談でも二度と言うな」と思っています。これはNEWSが4人だった時からそうです。だからそれを言ったのが誰であっても、手越くんであっても同じことを思います。NEWSでも、他のグループでも、冗談でも真剣でも全然面白くないです。ごめんなさい、ここだけは絶対に譲れません。型に捉われない発想は手越くんの強みだと思うので、他のところで発揮してください!

その他にも「ここはちょっと……」と思ったところはたくさんありますが、それらは他の方(できれば手越くんに近しい、信頼できる方)が指摘してくれることを願ってここでは触れません。指摘してくれる方は大切にしてください。

 

 

長くなってしまって、言いすぎてしまってごめんなさい。もう正座はやめて、テイも解禁していいですよ。

"手越祐也第2章"が、手越くんとファンの皆さんの笑顔でいっぱいになることを願っています。

 

テイ!

 

 

秩父宮の涙は遠く

 

4人のNEWSのファンになりたてだった2013年当時、NEWSの「4人」での映像作品は「NEWS LIVE TOUR 2012~美しい恋にするよ~」しかなかった。ファンには周知の事実だが、このライブはNEWSが4人になって初めてのライブで、当時は「最強の布教用DVD」と呼ばれる伝説の映像だった。秩父宮ラグビー場で青空の元に始まるライブは美しく、楽しく、時に涙を流しながら歌うメンバーの姿はとてもドラマチックにも見えた。このライブ映像でファンになったという方はとても多いと思う。私だってそうだ。彼ら4人を「応援したい」と思わせるに十分な説得力と魅力のあるライブだった。

 

NEWSが3人になる直前、私はこの「美しい恋にするよ」をまた見ていた。今になって見ると映像の中の4人は記憶よりも弱弱しく、風が吹いたら飛ばされそうだから4人で身を寄せ合っているように見えた。だから数日後、NEWSが3人になったというお知らせが来た時、NEWSが4人で歩んできた道が振り出しに戻ってしまったらどうしよう、と思った。4人になって「いちごのないショートケーキ」と心ない人に書き込まれたことに傷ついて、何年もかけてそれを乗り越えたのに。てごちゃんの脱退を伝える3人の表情に不安を感じ、この先どんな気持ちで応援していったら良いのかわからなくなった。

 

でも、NEWSを守った3人は私が思っていた以上にとても強く、逞しかった。案の定「いちごのないショートケーキ」的なものを考えてやろうと大喜利されていたが、そんなことでまんまと傷つくような人たちではなくなっていた。3人で初めての地上波出演はMステのWAになって踊ろうで、企画もあり湿っぽさは一つもなかった。ラジオ等の各レギュラー番組でのコメントも、前を向いて堂々としている。極めつけは6月28日に配信されたFC会員向け動画で、3人が全て考えたというゆる~い企画を1時間以上も配信した。新型コロナウイルスの影響で中止となったツアーは「いつかのため」に取っておくことにし、秋には何らかのイベントをやりたいと準備を進めていることもここで明かされた。内容盛りだくさんだけど3人からは「焦り」とか「不安」は感じられず、言葉の通り「今3人にできること」に地道に取り組んで進めているのだと思った。たくましくて頼り甲斐があって、いつの間にこんなに成熟したグループになっていたんだろう?なんて自分の目の節穴さを知った。とはいっても、最初のあの動画の表情は忘れたくないけれど。

 

3人がNEWSを諦めていない以上、この先の未来には希望しかない。良いのか悪いのかわからないが元々NEWSは個人仕事が多いグループで、3人ともそれらに影響は受けていない。一番危惧していたテゴマスのらじおも、ますますらじおと改名して続くことになった。歌については、3人になったから歌えない・歌わない曲があるのかは今の時点ではわからない。でも意外といけるんじゃないか?と個人的には思うし、3人の魅力を最大限に引き出す選択をしたときにこれまでと選曲が変わるのもそれはそれで当然だと思う。個人的には、6人以前の曲を今まで以上にどんどんやって欲しい。まだまだライブで聴いたことのない曲がたくさんあって、それらも含めてNEWSの大切な財産なのだから出し惜しみしないで欲しい。Say Hello 2020とかどうかな?やるまでずっと言い続けます。NEWSのセルフプロデュースへの信頼感は絶対だから、本当に何をやっても大丈夫な気しかしないのだ。

 


近い将来、「NEWSが3人で初めてやるライブ」が開催される日が来る。でも、その日はきっと「美しい恋にするよ」の再来にはならない。3人で描く未来はまだ想像もできないぐらいまっさらで広くて、どことも似つかぬ景色が私たちを待っている。