2024/8/24

おじいちゃんちに行ってきた

先週おじいちゃんから聞いた、庭にいるはずの鶴を探してうろうろしていたら、お隣さんから「こんにちは」と声をかけられた。心臓ドキーッ!ビクーッ!!めちゃめちゃ驚いた。話しかけてくれたのは隣のおばちゃん(おばあちゃん)で、「孫です」と伝えたら驚いていて、「小さいときに見かけたことはあるけど、話すのは初めてね」と言っていた。とってもお喋りが好きな方で、短い時間だけどたくさん話した。一人だから話し相手がいなくて寂しいらしく、夕方になると公園へ出かけて、そこで会った人とおしゃべりしているらしい。二世帯住宅で、二階にご家族が住んでいるようだけど(上にはいるんだけどね、みたいな言い方をしていた)、そう話すということは日常的に会う機会はないのかな。そういうものなのかな。お金と時間はあっても、一人の寂しさはどうしようもないと言っていた。だから私と話せたことがめちゃくちゃ嬉しかったらしく、話しかけて良かった!!とにっこにこだった。今度お茶に来てと言われた。こんなに人に喜ばれることなかなか無いので、なんかわかんないけど良かった~~と思った。

その後、お母さんが作ったオムライスをおじいちゃんと一緒に食べながらお隣さんのことを聞いた。庭にあった大きな木(この木があるから空が見えないと言っていた)は、引っ越した時に前の家からわざわざ持ってきた柿の木らしい。おじいちゃん曰く、実は美味しくない(笑)やっぱりお隣さんは、すごくおしゃべりが好きな方らしい。お茶に誘われたから今度また挨拶に行くかもと言ったら、「おしゃべりばあさんが喜ぶよ」と言っていた。

帰りの車の中でお母さんにお隣さんのことを話したら、「二階に若夫婦が住んでるはずだけど」「旦那さんは足が悪かった。亡くなったのかな」と言っていた。回覧板を回した時ぐらいしか話したことはないらしい。二世帯住宅なのに、見知らぬ人と話しに行くぐらい寂しいのか。立派な柿の木が空を塞ぐから、公園で空を見上げるらしい。もっと話してみたいから、今度の名古屋遠征でお土産買って、それを口実にあいさつに行ってみようかな。長居はできないけど、お隣さんと接点が生まれたことは嬉しい。いない鶴が結んだご縁。