2023/10/24-25

 
『なれのはて』発売前日

発売記念記者会見があり、その後にインスタライブをやってくれた。背景が合成か!?ってぐらい綺麗な青空と高層ビル群で、「青空を見せてあげたい」って画面の明るさに苦慮するところがほんと~~に愛しい。結局逆光で顔暗いままインライやってた。綺麗な青空見せてくれてありがとね……。好き……。『なれのはて』を持ってスクショタイムするところも可愛かった。一番かわいい顔を拡散してあげるからね。任せときなさい。

記者会見の後、各媒体で会見内容が記事化されてたけど、全部チェックする気力が無くて……。フォロワーさんに教えを乞うた。

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(8分後)
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空中リプライ!?!?wwwみたいなタイミングで公式が教えてくれて笑った。フォロワーさんのリプライでも、同じwithの記事が良いですよーって教えてもらえた。

with.kodansha.co.jp

ほぼ全文掲載!写真もいっぱい!読み応え抜群。ありがとうございました。

もう一つ、記者会見じゃないけどFRaUのインタビューがめっちゃ良かった。

加藤シゲアキが描いた“戦争”「広島に生まれた僕が、秋田の“終戦前夜の空襲”を知りました」(小暮 聡子) | FRaU(前編)

加藤シゲアキが語る「報道」。自身の最新小説を「問題作」と呼ぶ理由(小暮 聡子) | FRaU(後編)

後編で語ってる「正しさとは」の部分が個人的にめちゃくちゃ刺さる。『なれのはて』を読んだ時も、散りばめられたその問いと答えがめちゃめちゃキた。前もブログに書いたしTwitterでも(たぶん)書いてるけど、自分が「正しさとは」にめっちゃ悩んで、答えを探しまわった時間って孤独じゃなかったんだって思えた。すごく嬉しい。『なれのはて』、私のために書いてくれたの?みたいな小説だった。そう思えるってすごい。特別な一冊。

 

大竹まこと ゴールデンラジオ!

加藤さんがゲストで出演した。冒頭7分でもう好きすぎて息ができん……無理……になったので文字起こしメモ。でもポッドキャストで残るみたいだから、ちゃんと声で聞いて欲しい!!

‎大竹メインディッシュ - 大竹まことゴールデンラジオ!:Apple Podcast内の2023年10月25日 加藤シゲアキ

 

以下、敬称略

大竹「これまでの事務所等を含めたこの対応をあなたもテレビで見ていたと思いますけど、今までのことなんでも良いですけど、何か思ってますか?」

加藤「中にいると色んな人間の声も聞こえて来ますので。もちろん被害者の想いっていうものを一番救済して欲しいんですけど、やっぱり対応っていう部分では非常に中途半端だなって思うんですよね。何もかもが後手後手に回っていたりとか。僕はこの事件が勃発した時点で社名は変えざるを得ないだろうと思っていたんですけど、そこら辺も……結果的に変わりましたけど、変えないって一度は表明してみたりするあたりが。それがでも何故なのかっていうところで言うと、「変えたくない」って想いを持つ人も居るは居るんですよね。色んな人間がいるので、どの思いを尊重するかっていうところは、優しさが裏目に出てるパターンもあって。なのでまぁ、こういう場合はイニシアチブを取ってガシガシ決断していただくしか無いなと思うんですけど。僕個人としては、こういう中でじゃあどういう選択……タレントとしての選択が色々ある中で、今思うこととしては敢えて内側から中を監視したいって思いがすごいあって。この問題について内側から見つめるし、本当に問題があったら自分も出て行く覚悟でいますし。あともう一つ気にしてるのは(事務所の)若い子たちですね。今は本当に、夢を見ている子たちがすごい絶望に苛まれていると思うので、そういう子たちの少しでも、なんていうか救いになれたらと思っている。逆に僕がいることで邪魔になるんだったらすぐにでも出て行こうみたいな覚悟ではいますけど。でも本当に日々色んなものが変わっていきますので、ちょっとまぁ様子を見続けたいというのが正直な思いです。」

大竹「外から見てて解釈すると、名前変えたくないっていうのは、『まぁ色々あったけどこのままなんとか食っていこう』って意味だからな〜」

加藤「あとはやっぱりその〜名前が好きだったっていうか、ブランドって言うとなんですけど何かそういう漠然とした憧れを持った子たちはいっぱいいるんだと思うんですよね。聞いているとやっぱり。そういう思いを聞いてると、まぁ〜わからなくはないんですけど。ここは大きく改革して、前進するタイミングだというのは僕らがグループとしては20年やって来たから言えることなのかな〜と。色んな子たちの思いを受け取ろうとすると、結果中途半端になっていくのかな〜と、それじゃダメかもな〜と思います。」

大竹「さっき言ってた後手後手感っていうのは内側にいても感じるだろうし」

加藤「感じますね」

大竹「外から見てても後手後手感は否めなかったよね〜」

加藤「ほんとあの〜、『なんなんだよ!』って思うことの方が多いですね。」

大竹「(相槌)」

加藤「『なんなんだよ!』っていう、本当に。全然、『毎回言ってること違うなぁ』とか、そういうこともあるんですけど。かと言って誰かがサボってるかというとそういうことではないんですよね。みんなが一生懸命やってるのも内側にいるとわかるから、逆に冷静に決断して欲しいなって。ある種ドライな部分も必要なのが今回の問題だと思うんです。社内に関しては。」

大竹「加藤くんが一生懸命考えてるな〜っていうのは伝わってくるね」

加藤「(笑)」

大竹「NEWSとかさ、これからのことは思ってる?」

加藤「僕自身は内側から見つめるのがある種自分の宿命かな〜とは思うんですけど。本当にわからないし。グループとも話すことはあるんですけど、結果的にまだ事務所の体制が整ってないので、最終的な決断をできるような状況では全然なくて。まあ、ただ不安に思ってる感じはみんなあるんだろうな。それはうちのグループだけじゃなくて。

事務所がこうなった以上、元々そのつもりは無いんですけど、なんていうんですかね…事務所の力みたいなものは頼れなくなると思うので。まあ実力社会になっていくってことではすごく厳しくなるだろうけど、僕はそういうことにワクワクする性質ではあるので。まあ自分はなんか、なんとでもなるなとは思ってるんですけど。まぁちょっとグループのことはゆっくり話しつつ……。まあ何よりファンの方がいるので、ファンの方がいつも可哀想ですね!今全国ツアー回ってて、僕らが登場しただけで泣いてくださったりとかするので、きっと色んな想いを抱えてらっしゃるんだな〜と思うと、まぁ自分のファン、だけはまず……うーん……救いになるべきかな〜とも思いますね。」

大竹「まぁ問題の後手後手感っていうのは事務所の問題だけじゃなくて、この業界全部の、私たちも含めた後手後手感だよね。これはね。」

加藤「そうですね……。」

大竹「今までのものをどう扱って来たのかっていうのは業界全部に突き刺さることだからね〜」

加藤「やっぱり社名が変わっても、今日のネットニュースを見てても『旧ジャニーズ』って出るんで。なんか、僕らが社名変えた意味って何なんだろうなっていうのは正直……。この名前を刺激しないようにしてるのに、報道やネットニュースだとそうなるから、僕らがやろうとしてることが意外と全然共有できていないんだなって。もちろん僕らの問題だと思ってますけど。まぁ社会全体の……社会問題なんで、社会全体で考えていかないといけないって思ってます。」

大竹「なるほど、わかりました!」