と、自分に言い聞かせていたら昨日一日何もできなかった。ずっと冷静ではいられない。せめて冷静なふりをしていたい。
・昨日見たもの、読んだもの
公式発表
弊社所属タレント加藤シゲアキ・小山慶一郎(NEWS)新型コロナウイルス感染に関するご報告 | ジャニーズ事務所 | Johnny & Associates
その後小山さんが発熱しているというソース宮根さん(Mr.サンデー)の情報は知った。
・加藤さん、小山さん、NEWSが今どんなタイミングだったか
レギュラー番組を除くと、加藤さんは3年ぶりの長編小説「オルタネート」が11月19日に発売されたこと、WOWOWドラマに出演中なことが重なりテレビと雑誌の出演が大量にあった。また、来年1月に放送されるNHKドラマの撮影がそろそろだったと思う。
NEWSは12月12日、13日に配信ライブを控えていた。(中止発表済)
12月23日に3人体制での初シングル「チンチャうまっか/ビューティフル/カナリヤ」を発売する。
また、年末の大型音楽番組が立て続けに予定されている。
・多忙は危ない
仕事が忙しい、はそのまま「会う人が多」くて、それだけ「リスクが高い」ことに気付いていなかった自分がいた。緊急事態宣言中はリモートだったテレビの収録や雑誌の取材は、確実に多くの芸能人や関係者を守っていたのだと思う。
・同じグループは家族とみなす
ジャニーズ事務所の独自方針(らしい)
密着してもよい、衝立が無くてもよい。3人中2人が罹ってしまった今となっては、微笑ましかったものに胸が痛む。密着していたのも衝立が無かったのも、ファンへのサービスという側面もあった。と思う。
まっすーが罹っていないのは幸運だった。小山さんと加藤さんが罹ってしまったのは、二人が二人で飲み歩いていたとかじゃないよ絶対。絶対絶対絶対。
・検索サジェストを見たくなくて目を瞑る
「NEWSな2人」のアカウントを見たくて検索窓に「NEWS」と入れたら、その後は見ないようにして続きを打つ。サジェストが怖くて見られない。それが普通じゃないことだとわかっている。
・インターネットの悪意、Twitterが嫌い
おれは10年もツイッターをやっているからな。インターネットには詳しいんだ。
インターネットに詳しすぎるから、こんな時にどんな酷い言葉が彼らに投げられるか簡単に想像できてしまう。配信ライブが中止になったこと。直前に大型歌番組でたくさんのジャニーズと共演していたこと。新型コロナウイルスは「不注意」など理由があって罹るもの、と思い込んでいる人。
一つでも見たらグチャグチャに傷付いてしまうから、見ないようにしている。酷い言葉に怒っている人を見て、「酷い言葉があったんだな」と思う。怒ってくれる方はありがたい。私はまだ、そこまでいけない。
・「お大事に」と言って欲しい
悪意に敏感になっているから、そうじゃない言葉が欲しくてたまらない。ほとんどの人は、当たり前のことすぎてわざわざツイートしないってこともわかってる。「NEWS お大事に」それだけでいい、涙が出るほど嬉しい。NEWSのこと何も知らなくても、関係なくても、もし思ったら言葉にして欲しい。「わざわざ」ツイートされる悪意が勝たないで欲しい。私もこれからは当たり前のことも「わざわざ」言葉にしたい。自戒。
・「心は元気に」
コロナ禍の中、小山さんがいつも言ってくれている言葉。「皆さん、心は元気に!」。
わかっているのに、「元気でいたくない」自分がいる。NEWSが元気じゃないのに、元気な自分が嫌だ。でも体はめちゃくちゃ健康で元気だ。ありがたい話だ。
・自責の念。
東京でこんなに流行ってしまったから、ウイルスが二人までたどり着いてしまったと思った。
身近なところで言えば自分の会社や、家庭内で蔓延る「もはや運」「罹ってしまったらしょうがない」という空気。何度もツイッターで愚痴ったように、弊社は緊急事態宣言解除前から「そろそろいいかな」みたいに100%出勤させる会社で、今も「緊急事態宣言されない限り勤務体制は変えない」という方針でいる。社内で罹患者が出てもそこだけは全くブレない。あまりにもブレないから、そんなもんだ、と私も諦めた。
もしかしたらみんな諦めている?私だけでも、弊社だけでもない?
毎日東京の数字を見ながら「減らないなぁ、まあ減る要素無いからな」と思っていた。その数字に大切な人が含まれた苦しさ、想像しなかった。馬鹿だった。本当に、クソ馬鹿だった。
・代わりたい、代われない
できることなら代わりたい。もう何回も、何十回もそう願っている。そんな想い本人たちだって望んでないことわかっているし、優しい人たちだから絶対嫌がると思う。それでも、どんなに迷惑でも嫌でも代われるのなら代わりたい。何もできないことが苦しい。
・東スポ
デスノートに書いた。本当に人の怒りを瞬間沸騰させる見出しを書くのが上手くて辟易する。「また東スポか」で逆に冷静になったけど。絶対に許さない。
以下、読んだ方の不安を煽ると思うので、煽られそうな方には読んで欲しくないこと
・怖い
第一報を見て、最初に「新型コロナウイルス 後遺症 忽那」でググって読んだ記事。(忽那先生を信頼している)
新型コロナの後遺症 記憶障害、脱毛、集中力低下など様々な症状が明らかに(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース
元通り元気になったら、ライブはいつか出来る。歌番組もラジオもテレビも、なんでも出れる。CDリリースだって、3人での2枚目だって、3枚目だって。
でも。
何かが残ってしまったらどうしよう。「体がだるい(とても疲れやすい)」「胸が痛い」「息苦しい」「動悸がする」そんな慢性症状があって、3時間のライブが出来るだろうか? やりたいことをできるだろうか?
直近のライブや仕事だけじゃない。今後の人生に関わってしまう。
この恐怖を知った上で石を投げたり、無神経なことを言える人はすごい。
私は、恐怖と不安で夜中に何度も目が覚める。
・今どうしているだろう
先に後遺症のことを書いてしまったけれど、「今」がわからないのも勿論怖い。
でも知らない方が良いかも知れない。それも余計に怖い。悪い想像ばかり達者な自分が本当に困る。
まだまだ全然冷静でいられないし、元気でも大丈夫でもいられない。ただひたすらに、二人が快方へ向かうこと、何も遺らないことを祈っている。
最後に、ここまで読んでくれた方にお願いがあって。
もし、まだツイートしていなかったら「NEWSの小山くんと加藤くん、お大事に」ってツイートしてくれませんか。
当たり前のことだけど、当たり前のことが目に見える形になって欲しいんです。
(敢えて触れなかった優しさもわかってます。いつもありがとう。)
まっすーがミュージカルを全公演無事に終えた時、「自分のことのように安心しました」と言っていた加藤さん。
つい先週、増えている感染者数に「もう一回一緒に意識を上げよう」と注意喚起していた小山さん。
2人と一緒に、NEWSという船を守り続けている増田さん。
3人を想うと苦しくて苦しくてたまらない。もう少し冷静になります。またのちほど。