タイプライターズが終わった
今日の地上波放送の最後でお知らせがあり、2015年に始まったタイプライターズが一旦区切りを迎えた。悲しもうと思えば無限に悲しめるんだけど、それを食い止めたい理性もあって。色んな気持ちがあるので全部書き出すと、
・あんなに面白くて、加藤シゲアキにしか出来ない番組だったのに終わってしまうのが悲しい。
・でも正直どうにもならないというか、ファンに出来たことは何もないしそういう問題じゃないので、「諦め」。虚無。
・直木賞待ち会の密着があり、「二作連続ノミネートされただけでも誇るべきこと」「作家加藤シゲアキの未来に期待です」という番組からのエールを感じて嬉しかった。
・最後だから尚更ここで直木賞獲りたかったかもな。でもな~~~受賞作凄かったからな……。
・一旦区切りを迎えたというお知らせも、加藤さんの口から直接してもらえてよかった。「これからも加藤シゲアキの作家生活は続いていきますので、私を応援してくださるとうれしいです」という言葉が全て。
私は加藤さんのファンになった時からずっと、「加藤さんに、いざというときに芸能界以外に生きる道があって良かった」と思っていた。私は、自分が応援している人が「芸能界でしか生きられない人」だったら怖かった。芸能界そのものに一定の不信感というか不安があったから、好きな人が万が一そこで生きづらくなったときに、「それでもこの道でしか食べていけない」と縋るしかなかったら怖かった。こんなこと思うのは変だったかもしれないけど、自分にとっては拠り所の一つだった。
今、こういう状況は想像していなかったけれど、結果として「作家であること」が加藤さんを守っているように感じる。恐らく今は脚本の仕事に取り組んでいるようだし、作家としてのオファーは続いている。ここまで作家として積み重ねて来たものがあるから、本を出せなくなるということもきっとない。失わないものがあって良かった。
事務所がこうなった以上、元々そのつもりは無いんですけど、なんていうんですかね…事務所の力みたいなものは頼れなくなると思うので。まあ実力社会になっていくってことではすごく厳しくなるだろうけど、僕はそういうことにワクワクする性質ではあるので。まあ自分はなんか、なんとでもなるなとは思ってるんですけど。まぁちょっとグループのことはゆっくり話しつつ……。何よりファンの方がいるので、ファンの方がいつも可哀想ですね!今全国ツアー回ってて、僕らが登場しただけで泣いてくださったりとかするので、きっと色んな想いを抱えてらっしゃるんだな〜と思うと、まぁ自分のファン、だけはまず……うーん……救いになるべきかな〜とも思いますね。
(2023/10/24 大竹まことのゴールデンラジオ)
これまでも、これからも、僕がすることのすべてはファンのみんなを笑顔にしたくてやっていること。みんなには笑っていてほしいなと思っています。僕が願うのはそれだけです。
(レタスクラブ オトナのNEWSvol.161)
ライブでファンが泣いてたら、小道具まで用意してあの手この手で笑わせようとしてくる人。海外でリフレッシュして帰ってきたら、どうしたら自分のファンを笑顔にできるかきっと考えるんでしょう。信じて待つ。信じてついていく。タイプライターズありがとうございました。いつか、「また」と思った時によろしくお願いします。その頃の加藤さんは今よりももっとすごい人ですよ。