おじいちゃんち行った
今日は早めに行って、お昼何食べる？って聞いてから買いに行った。特にないって言ってたけどカツ丼半分こする？って聞いたら、半分でも多いけど食べるって言ったのでまたカツ丼を買いに行った。戻ってから、1/3ぐらい食べた。最初とりわけたぶんは多いって言ってちょっともらったけど、残った分はおいしそうにぺろっと食べた。豚汁も1/3ぐらい飲んだ。大阪で買って帰った八ツ橋は、ちいさい「こたべ」っていうやつだったからそのまんま食べられた。すごく久しぶりに食べるって言って、いつ食べても変わらない、美味しいねって言ってた。買って帰って良かった！
また昔話とか色々聞いたけど、前聞いた話と違ったりしてちょっとわからない。
・大阪には4年住んでた
・船場の問屋街に住んでた
・駅のすぐそばも、当時は林とかがまだあった
・大阪より東京の方がずっと栄えてた。大阪は新地までが街で、その先は田舎だった
・昔の道頓堀川は綺麗だったのでみんな夏に飛び込んで泳いでた。おじいちゃんは泳げないから入ってない。
・大阪から東京に戻ってから、日本橋の会社の二階で寝泊まりした。二階は倉庫みたいな棚がいっぱいあって、その間に布団を敷いて寝た。
・当初は終電で家に帰ってた。帰りは0時過ぎだけど、お父さんは起きて待ってて、そんな暮らししてたら体に良くないからと会社で寝ることになった。（週末だけ帰るの？）あんまり帰らなかった。
・毛糸の会社で、10年働いたら店を持たせてもらえる約束だったけど、10年経ったら会社が国税庁の査察が入って潰されてしまった。その後、社長が食品事業を初めて、有楽町のフードセンターに店を出したからそこに自分も行った。
・おばあちゃんと結婚したのもこの頃
・会社の常務が藤沢に家を持ってて、新入社員（６人ぐらい、高卒）は藤沢で毛糸の講義を受けたり、砂防林の松を植える仕事をやって、労働を学んだ。
・（藤沢のどのあたり？→Google mapで地図を見せる）鵠沼。
・松を植えたのは県の仕事をサービスでやった。県に仕事ないか聞いて、紹介された。
・（県がお金を払ったってこと？）俺達にはもらわないよ、サービスでやったんだ。（え～！？）
・（今も松あるかな？）あるよ。立派に育ったんだ。
毛糸の仕事はその後またやったの？って聞いたら、やってないって答えた。でもお母さんに聞いたらその後に自営業で始めた感じらしい。会社勤めの頃はお母さんは知らないそうだった。
あと昔の写真をお母さんが少し見つけて来たので、それを見せた。私が三歳の時の七五三、さすがに可愛すぎる。「今とは別人みたいだね」って言われた。ﾊﾊ……。
金婚式の記念写真、おじいちゃん一人で写ってたけど、おばあちゃんは恥ずかしがって写真撮りたくないって言ったから一人で撮ったらしい。なんかそういう金婚式の会？他にも何組もいて、みんな二人で撮ってるけどおじいちゃんだけ一人だったらしい。おばあちゃん照れちゃったんだね、って言ったらそうだねって。そういうところあった。
私が小学生の時の写真とかも一緒にあった。アメリカに住んでたから、夏休みに一時帰国した時はずっとおじいちゃんちにお母さんと二人で泊まらせてもらってた。それが毎年すごく楽しみだったんだよな～～。なんかおじいちゃんと二人で工作してるっぽい写真とか、浴衣着て夏祭り行った時の写真とか出てきた。緑色の浴衣、懐かしい～～！！あった！！って思い出した。
あとおじいちゃんおばあちゃんと、めっちゃ若いお父さんお母さんが写ってる写真出てきた。結婚前？すごいバブルの髪型してた。おもろい。
写真の中に、おじいちゃんがひとりで写ってる写真があって、裏に小田原城にてって書いてあったから小田原城だって、って見せた。小田原城に行ったことは覚えてても、写真撮ったことは覚えてなかった。歩け歩けで全国歩いたからね。東海道歩いたときは覚えてるよ、って床の間に飾ってある置物を指して「あれを貰ったんだ」って言った。なんか助さん格さんみたいな二人のお人形で、確かに「東海道五十三次記念」みたいに台座に書いてあった。「この人形誰？」って聞いてもわかんないよって笑ってた。東海道は上野からスタートして、ゴールは京都の知恩院だった。何回かに分けて歩くやつで、一日の距離は10キロぐらい。10㎞ならおじいちゃん余裕でしょ？って言ったら、そうだね(笑)って。
途中から思いついて、ボイスメモでおじいちゃんとの会話録音した。帰り際はこっそり動画を撮った。こういうこと、もっと前からやっておけばよかったな。もう亡くなっちゃった、おじいちゃんとおばあちゃんの時も。思い出はいつまで、思い出せるんだろうな。
----
そういえば書き忘れたけど、「牧野富太郎って植物学者知ってる？」って聞いたら。「知ってるよ。植物分類学者の」ってめちゃ常識みたいに言われた。常識なんだろうな……。ドラマやってたんだよって言っておいた。
今日の加藤さんのTwitter
はーーーーーーーーーー……………………。
重い。
私のことまで背負われないように、ちゃんと自分の足で立っていたい。重い神輿。担ぎ甲斐がある。
