2023/9/6

救済していただいて、加藤さんのスペースを朝の通勤時間で聞いてめちゃくちゃになった。ただでさえクソ重い感情が10倍ぐらいになって、立ってるのが奇跡みたいだった。スペースのことは多分別記事でちゃんと書く。内容は書かない。加藤さんのことが大好きだということ、加藤さんの誠実に誠実で返したいということ。それだけ。

 
バービー映画を見た

あまりにも感情がクソデカで日常生活に支障があるので、気分転換に加藤さんが絶賛してたバービー映画を観た。いや……マジこれむずくない?! 加藤さんと話したい。

始まって、ストーリーが見えてきた頃までは「この映画が日本で流行ってないの、直前の炎上がなんらかの陰謀だったのでは????」って陰謀論に手を出すぐらいだったんだけど、終わった頃には「いやわかる……世界的に流行るのはわかるし、日本で流行らないのもめちゃくちゃわかるんだよな…………」って感じだった。普通に、細かに細かに散りばめられた怒涛の「あるある」的な皮肉の大部分がその文化圏にいないと「?」で、元々カオスな映画だけど「あるある!」って笑えるはずの部分がただただ滑ってるみたいに……ならん? 炎上してた時に「いや私たちジェニーちゃん派だったし」みたいに言われてたけど、それが映画の本質とは全く別なのに、ヒットしない理由そのままでもあった。大学生ぽいグループとか結構一緒に見てたけど、いやーーーーどんだけ伝わったんだろ?って思った。結局さ、このテーマでヒットするような映画を、邦画で作らないと意味無いんだよなって思う。つくづく。白目。

この話前も書いたけど、『82年生まれ、キム・ジヨン』の映画を見た時の体験がずっと心にある。平日のまばらな映画館で、お客さんは私を含め女性ばかりで、みんな一人で来てて。色んな場面で、あちこちから啜り泣きが聞こえた。見終わって、すごい映画を見たと思ってフィルマークスを見に行ったら「韓国社会はこうだけど、日本は違う(マシ)」というレビューが目に付いてショックだった。この感想を書いた人に、あの啜り泣きを聴かせてやりたかった。聞いてもわかんなかったのかもしれないけど。

だから邦画じゃないといけなくて、でも今のところそういう作品が思いつかない。(社会現象レベルのヒット作という括りで)あーー出てきて欲しい。社会現象レベルには達してないけど、『あのこは貴族』は大好きだから見てほしいな!!特にアラサーはめちゃくちゃ「わかるーーーー!!!」だよ!らぶ。