2023/8/27

 

八月納涼歌舞伎

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毎年恒例となっている、八月納涼歌舞伎に家族で行ってきた。歌舞伎はちょこちょこ連れて行ってもらってるけど、八月が「恒例」なのは初心者向けの親しみやすい演目を毎年やるから。昔は暑さで集客が厳しかったので、普段なら二部制なところを三部制にして短めのわかりやすい演目が選ばれる。ここ数年は猿之助さん主演兼プロデュースの東海道中膝栗毛を上演してて、それがすごく面白かったんだけど……😭 もう二度と見られないのか。つらすぎ。辛すぎ……。

 

第一部

一、『次郎長外伝 裸道中』

マジでタイトル通りの「裸道中」だった。面白かった!清水次郎長ってちびまる子ちゃんのまる子が好きだから名前と見た目だけ知ってたけど、イヤホンガイドの解説で実在のヤクザの親分だったと知った。仁義の人で清水の発展に貢献した人だからめちゃ人気が高くてあらゆるメディアミックスされてるらしい。その一つが歌舞伎。確かにまる子が大好きになっちゃうのがわかるぐらい、めっちゃ気遣いのできるかっこいい親分だった😭💕 主人公は貧乏でギャンブル依存症のろくでもない男で、中村獅童がハマり役だった。その妻を七之助が演じたけど、健気で気の毒なのになんか強くて、コミカルで笑っちゃう。良い演目だった。

二、『大江山酒呑童子』

台詞がほぼない、舞がメインの舞踊劇。勘九郎が演じる酒呑童子という悪さをする鬼を、源頼光御一行が退治する話。ちょっと眠くなって寝そうになったけど、イヤホンガイドで「人は妖の気に触れると眠気を催します」って言われて「これはあの童子のせいだから仕方ない」って思った。眠気は堪えた。つまんなかったって訳ではない。

私とお母さんが贔屓にしてる巳之助が四天王の一人として出てたけど、お母さんは巳之助よりも染五郎に夢中だったみたいで、「あの子は本当に美形……」って言ってた。

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幕間で食べたあんぱん。隈取りの焼印。

 

合羽橋

歌舞伎の後は、研いでもらった包丁の受け取りがあるというので合羽橋へ。初めて行った。ちょっと歩きながら、加藤さんがビビカルで来てたな〜爆買いしてたな〜と思い出した。面白そうなもの、便利そうなもの色々たくさんあったけど多すぎて却ってビビって何も買えなかった。「こういうものが欲しい」という目的を持って来ないと買い物は失敗するという経験則。本当は包丁とまな板欲しいけどなー。また今度。器はやっぱり推してる窯元が一番かわいい。