2024/3/4

目が覚めたら夜中の一時半で、そこから余計なことばかりを考えて明け方まで寝付けなかった。ポケモンたちもびっくりだよ。水飲んで、空腹だからレトルトスープ飲んで、水飲んで。布団の中は暑いし、加藤さんのこと、自分の人生のこと、巨大な不安が何度振り払っても、斬っても斬っても気付いたら立ち上がる。眠れないから聞いたシゲ部では特に何も触れなくて、いつもと同じようにメールを読んで、真摯に相談に答えていた。眩しくて、好きだなぁって思った。「おめでとう、嬉しい。これからも応援するよ」のたった一言で終わらせられるファンじゃないのが申し訳なくて、10年間こんなにこんなに愛情を注いでくれたのに簡単に不安になって逃げだしたくなって。全然直接関係ない、人生の「結婚」「出産」というものから逃げた自分自身も追いかけてきて。自分に必要なことは自分の人生をちゃんと肯定してあげることだって最近考えていた、それがもう少し早い方が良かった。なんかもう全然だめ。こうやって自分を傷つけ続けることが、全然だめなことなのに。

加藤さんのファンである自分、NEWSのファンである自分のことだけは好きだった。誇ってもらえるファンでいたいと思って、自分なりの理想のファンでいたくて。でも、こんなときにこんな風になってたら、全然、そんな理想のファンじゃない。こんな自分恥ずかしい。みっともなくて情けない。

何が不安なのか考えると、やっぱりたどり着くのは「変化」で。加藤さんが変わること、加藤さんの発信を受け止める自分が変わることが怖い。次に直木賞の候補になったとき、スーツを選ばせてもらえなかったらきっとがっかりする。LAに移住したいって言ってたのも本当はすごく嫌だ。日本での表舞台の仕事全部引き払ってどこかに誰かと行っちゃうの?って、切り捨てられたみたいで途方に暮れる。そんなことないって、頭ではわかるのに。

恐ろしいよね。これ全部自分の頭の中だけで起きてて、全部自分で考えた「余計なこと」で。たった一人で悪い方に転げ落ちて行って、止まれないまま朝になった。ワイドショーを付けなかったこと以外何一つ変わらない朝で、満員電車の中では夜中の不安を忘れた。その程度のことなのに。

偉いから仕事して、仕事しながらも頭では考えてて、あのメッセージを思い出してた。「ファンの皆様」と繰り返した最後から二つ目の段落が好きだ。そこだけを繰り返し読んだ。加藤さんは、「NEWSのファン」と言うとき以外は全部「ファン」の前にかっこがきで(俺の)と付く。そう自惚れている人は、きっと私だけじゃないはずだ。

「ファンの皆様と一緒に」って書いてあったなぁ。
それだけを、信じてみようかな。

 

まだ決意と呼べるほどの確固たるものではないけど、「信じる」という言葉が浮かんだ途端に内側でぽっと小さな火が灯った。申し訳ないけど、今はこれが限界。ごめんなさい。いつもありがとう、おめでとう。