2023/12/18

 

新聞の書評欄

book.asahi.com

12/16(土)の朝日新聞の書評欄に『なれのはて』の書評が載っていた!評者は小説家の澤田瞳子さん!タイプライターズにもゲストで来てくださったことがある。

澤田先生が書いてくださった書評、とってもとってもとっても良かった。紙面で見るとより嬉しかった。以前、書評欄がどのように作られているのかポッドキャストで聞いたことがあったので猶更。

識者が紹介する珠玉の1冊 会議に並ぶ大量の本 書評委員とは(前編) #50-131 【朝ポキ】朝日新聞のポッドキャスト・インターネットラジオ配信

「読みたいと思った本を届けたい」 書評に込められた読書好き記者の熱意 書評委員とは(後編) #50-132 【朝ポキ】朝日新聞のポッドキャスト・インターネットラジオ配信

・書評掲載は週に一度(土曜日の朝刊)、8冊程度
・社外の「書評委員」が原稿を書く。「来年はアメリカの大統領選があるから、アメリカの政治に詳しい方にお願いしよう」みたいな感じで専門性も考慮して委員をお願いする。
・二週間に一度、本の選定の会議がある。毎回130冊程を会議室に用意して、書評委員の先生がそれぞれ書評を書く本を選ぶ。
・本は出版社からの献本が多数。足りない分は書評欄担当の記者が書店に仕入れに行く。提携してる書店が、ある程度「朝日新聞さんが好きそうな本」を選んでおいてくれる。
・読者が本を購入する機会になって欲しいので、原則として発売から一か月以内に掲載する。(あまり遅いと本屋に行ってもなかったりするから)

 

130冊の中に『なれのはて』があったんだ。その中から澤田先生が選んでくださったんだ。掲載のタイミングが直木賞候補の発表直後だったのは偶然なのかな?もともと準備してないと間に合わないよね。嬉しいなぁ……。

新聞の書評欄に載った本って、書店とか図書館でも「今週の書評」としてコーナー作られたりするよね。私も最近はもっぱら書評見て買ったり借りたりするし。金曜日に図書館の予約が160件だったのが、月曜日には240件になってた。(そんなところまで……)引き続きたくさん読まれますように。