NEWSのNEVERLANDにありがとう

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NEWSのライブツアー2017 NEVERLANDが終わってしまいました。

カウコンで、年明け直後に小山さんが「4月からツアーやります!」と突然発表した日から半年。初めて行ったカウコンで、たまたまお隣の席もNEWSファンの方々で、発表を聞いて絶叫しながらハイタッチして喜び合った日から半年。全力で駆け抜けたこのツアーはマジでマジでマジでどこを取っても超最高で、「あ、私、このコンサートのために生まれて来た」と確信するぐらい私にとって特別でとにかく最高だったので自慢します。生まれてきて良かったー!!!!NEWSに出会えてよかったー!!!!!!NEVERLAND大好きーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

 

 

NEVERLAND大好きポイント①

会場に入った瞬間から別世界!空間作りのこだわり

初日の札幌公演に入った時、スタンド席へ向かう階段が詰まっていて、進みが妙に遅かったんです。なんでだろう?と不思議に思っていたのもつかの間、自分たちの番が来てすぐに理由がわかりました。それは、階段を上りきって会場内を見た瞬間、「わぁ…!!」とびっくりして多くの人が立ち止まってしまうから。天井付近に浮かんでいる球体や、メインステージでゆっくり上下している歯車もそうなんですが、何といってもセンターステージに静かに鎮座している大きなNEVERLANDの鍵の存在感よ!! 一歩踏み入れた瞬間からそこは非日常の世界で物凄くときめいたし、始まる前から「このコンサートは最高に違いない!」とワクワクが止まらなかった。あ~~~今思い出しても泣きそうだ……。ライブがDVDになっても、あの空間はもうどこに行っても体験できないんだと思うとすごく寂しい。NEVERLANDに行きたいよ!!

 

 

NEVERLAND大好きポイント②

蒸気機関車に詰め込まれた浪漫

NEVERLANDのオープニング映像は、アルバム特典と同じく鍵工場で鍵を精製するNEWSから始まるんですが、そこには続きがありました。NEWSから届いた鍵を手にした女の子が、自室の扉をその鍵で開ける。真っ白な光に包まれて、扉の向こうはーー西洋の駅!!案内人であるMr.インポッシブルの「ようこそ、NEVERLANDへ」という言葉とともにメインステージの扉が開き、スモークの向こうから蒸気機関車が姿を現す。これだけで既にチケット代7800円の価値があるので、残り二時間半は実質無料です。機関車のライト、NEVERLANDへの出発を知らせる汽笛、も~~~全部最高~~~~~~!!!!!!

これ以上の詳細はまぁ見て貰わないと伝わらないので省くとして、この機関車の構造というかギミックがまたすごいアイディアの勝ち!!!っていう感じなので、ほんと機関車の登場~一曲目のNEVERLANDの流れは100万人ぐらいに見てほしい。しかもNEWSの上手いところは、このNEVERLANDを旅する機関車の存在がコンサートの最後まで随所で使われているところ。例えばMCが終わる合図は「シュッ…シュッ…」という機関車の到着を知らせる音で、4人は「汽車に乗らなきゃ」と言って名残惜しそうに(たまに汽車を待たせてもう少しトークを続けながら)場を去る。本編最後の曲の「流れ星」では曲の終盤に汽笛が鳴り、オープニングで登場した機関車が再登場し、今度は花道を通ってメインステージの扉へ帰っていく。旅立ちの音だったはずの汽笛が、今度は旅の終わりを知らせる。ああ~~~物語としてなんて美しいんだろう!NEWSのセンスの良さには毎回驚かされる。

 

NEVERLAND大好きポイント③

NEWSの二次元力ここに極まれり・楽曲"NEVERLAND"

手越さんに炎、小山さんに杖、増田さんに刀、加藤さんに旗を持たせた天才は今すぐに名乗り出てほしい。

ただでさえ重厚なダークファンタジー感あふれる楽曲が最高なのに、ビジュアルが二次元すぎて、1/12スケールフィギュアを今すぐ出してほしい。本当に。何言ってるのかわからない方は無視してくれていいです。軍服テイストの衣装でそれぞれアイテムを持っているのがとにかく最高なんだ~~~~!!!天才!天才!!!炎・水・光をふんだんにつかった演出も最強で、アイドル×ファンタジーの手本となるべき4分間だと思うんですよ。あ~~これがNEWSじゃなかったら嫉妬で死んでた!NEWSが天才で良かった~~~!!!

 

 

NEVERLAND大好きポイント④

光・水・音・炎 NEVERLANDの4つのエリアと案内人

NEWSというグループ名に「東西南北」の意味が含まれていることはまあまあ有名ですが、それがまた今回も上手く取り入れられている。NEVERLANDには4つのエリアがありその4つのエリアをNEWSが案内してくれるのですが、「NORTH GATE 光のエリア 加藤シゲアキとそれぞれがエリアを担当して案内人として登場するんです。なんかもうこれだけで二次元脳な私は「さいこうじゃん…」と倒れてしまいそうになるんですが、エリア分けに基づいた選曲もまた秀逸で、NEVERLANDという大きなテーマからぶれずにNEWSの色んな曲を聴けるので、まあ一言でいうと最高なんですよね。もう何回も言ってるけど。特に私が「なるほどなぁ~~!!」と思ったのが小山さんが案内してくれる「水のエリア」なんですが、(※小山さんが水、加藤さんが光、増田さんが音、手越さんが炎という分担な時点でめちゃくちゃわかるし最高)水のエリアは小山さんが先日亡くなった愛猫のことを歌ったソロ曲「ニャン太」という曲に始まり、「恋を知らない君へ」「フルスイング」「恋のABO」「サマラバ」「NYARO」と続くので、NEWSにとって「」は涙と夏の海なんだなぁ~~~!!!と思いました。NEWSらしさが溢れてる!

 

 

NEVERLAND大好きポイント⑤

心が幼女に還る、二晩限りのエレクトリカルパレード

2013年、東京ドームで初めてNEWSを見た時、遥か下を通るバースデーケーキを模したフロートを見て私は言いました。

「すごーい!エレクトリカルパレードだ!!」

2017年。NEWSは更にパワーアップした、夢みたいに素敵なエレクトリカルパレードを見せてくれました。キラキラと色を変える電飾がたっくさん点いた機関車と、かぼちゃの馬車!!!!!風船とミニフロートを引き連れた豪華な2台が、曲に合わせてキラキラピカピカと色を変えるのが本当に綺麗。 東京ドーム最終日では初めて出会った時と同じように2階スタンドから見下ろしていたのですが、パレードするNEWSと一緒に歌う渚のお姉サマーが楽しすぎて、ずっとずっとこの時間が続けば良いのにと本気で思いました。東京ドームがもっと広かったらパレードも長かったのにな。本当に、夢みたいに最高だった。

 

 

NEVERLAND大好きポイント⑥

絶対的なハッピーエンドの約束・ポコポンペコーリャ

 「最後はこの曲!みんなで一緒に踊ろう~~!!」

NEWSの楽曲の中でもとびきりハッピーで平和なこの曲が、NEVERLANDでは一つの大きな目玉でした。パピプペポ ポコポンペコーリャ♪とキュートに歌って踊っていたNEWSが、「♪こうしてきょうも たべる わらう だきしめる! ねむたいよ…」と突然ステージ上に倒れ、眠ってしまう。

Mr.インポッシブル 「おやおや、NEWSのみんなが眠りの魔法にかかってしまったようです…」

え、ええーーー!!!!やだーーー!!!!!NEWS起きて!起きてよ~~~!!!!!大好きなNEWSが眠りの魔法で眠ってしまった。これは一大事です。そうだ!みんなで、開演前に覚えたダンスを踊ってNEWSに愛を届けよう!!!

こうして私たちはNEWSのためにダンスを踊るのですが、私はこの「NEWSのためにファンが何かをする」というイベントが必ず盛り込まれているNEWSのコンサートが大好きです。2015年のWhiteではアカペラのポコポンペコーリャのための手拍子をした。TEAM WHITEが宿敵のWEBLACKに勝てるように、声援を贈った。2016年のQUARTETTOでは、オルゴールと一緒に愛言葉を歌った。そして2017年のNEVERLANDでは、NEWSのために会場にいる全員が踊る。たいてい最初に目を覚ますのは小山さんで、「も~起きてよ手越~!まっすー!」と二人を起こし、「シゲが全然起きないよ」とすやすや眠り続ける加藤さんに困り果てる。加藤さんは魔法が効きやすい体質なので、目を覚ますのは遅いものの、いったん起きると誰よりも俊敏に踊り始める。(可愛い!)そうして目を覚ましたNEWSは、「僕たちからの愛のお返し」だと言って、消えていたペンライトに魔法をかけて光を灯してくれる。ポコポンペコーリャ再開と同時にパァン!と紙吹雪が放たれる瞬間の多幸感は、本当に言葉に言い表せない。NEWSのNEVERLANDは完璧なハッピーエンドだ。「愛をくれてありがとう」は、むしろこっちの台詞だ。本当にいつもいつも、びっくりするほど惜しみなくファンに愛情を注いでくれるから。

 

 

NEVERLAND大好きポイント⑦

様々な想いを乗せた一つの歌声・U R not alone

 

ここは、他の項とは違ってちょっと重たくなってしまうので、一ファンの重さとか暑苦しさとかはいらないよって方は飛ばしてくださいね〜〜。

 

さて!

 GReeeeNさんがNEWSのために書いてくださったこの曲は、アルバムの中で唯一、NEVERLANDを出た現実世界の歌です。とても力強いメッセージのこもった応援歌で紛れもない名曲なんですが、私はこの歌をどういう気持ちで歌えばいいのかしばらく迷っていました。(この曲は三分の一ぐらいが合唱パートで、合唱部分はファンが任されるのです。)

U R not alone NEWS 歌詞情報 - 歌ネットモバイル

私はどこにでもいるような普通のOLで、毎日程々に仕事して、楽しい週末をモチベーションに適当に生きています。だから自分を奮い立たせるような歌詞も、「ひとりじゃない」というメッセージも、なんというか……今の私には身に余ってしまうんです。

でも、この歌を何度も聴いて思ったのは、「この歌が中学生の頃の私にあったら、物凄く救われていたんだろうな」ということでした。転校した先で友達が作れなくて、今思い出しても胃がギリッとするような中学時代なんですが、当時私を救ってくれたのはあの頃に好きだった音楽でした。だからきっと、あの頃の私が救われたように、NEWSとNEWSのU R not aloneが誰かを救っているんだろうな〜と思って、あの頃の自分へ向けて歌うような気持ちでしばらくは歌っていました。

 

でも、ツアー期間中に色んなことがあって、「NEWSのことをもっと応援したい!ずっと応援したい!NEWSのことが大好きだ!!!」という気持ちが溢れまくった結果、最終日の東京ドームでは全く違う気持ちでこの歌詞を歌っている自分がいました。

 

例えばこの声が届くならば誰でもいい
聞こえますか 胸張ってさあ叫ぶんだ
全部詰め込んだこの宣誓を
僕は誓うよ 一切引かないし 一切負けない
自分で決めた道のうえ 全てをかけて
笑えるように やり抜くぞ

 

もーーーー絶対負けない!!!一切合切、ぜーーーったい引かない!!!!私はNEWSが好き!!!NEWSの小山慶一郎が、手越祐也が、増田貴久が加藤シゲアキが大好き!!!!!!!!この気持ちは私のものだ!!!私だけのものだ!!!!誰にも傷付けさせない!!!!!!自分で決めた!!!!!NEWSをずっと全力で応援するんだ!!!!!!!見てろよこのやろーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!

 

何度も言っているようにこれはあくまでも私の想いなので、5万5千分の1にすぎません。きっと会場にいた一人一人の色んな想いが込められていて、NEWSの受け取り方もきっと4者4様で、だから良いんだと思います。今のNEWSにこの歌があって本当に良かったなぁ。 

 

ところでNEVERLANDから少し脱線してしまうんですが、私はNEWSのファンになってからずっと、自分の無力感と戦ってきました。NEWSのことがこんなに大好きなのに、権力も金もない私は何もできなくて、あ~~~突然宝くじが当たって、日テレが買えたらいいのにな~~~なんて思ってました。

でも、NEWSのファンを続けてきて、少しわかったことがあります。それは、ファンはNEWSに力を与えることができるということ。NEWSは、ファンの応援を自分たちの力に変えることができるということ。だから、私個人がどんなに無力でちっぽけな存在で、世の中を何も変えることが出来なくても、けして「NEWSのために何もできない」という訳ではないんです。多分。私の願望かもしれないけど。

更にもう少し脱線するんですが、私はジャニーズコンサートにおける「うちわ」って、思いを伝える上で本当に不便だなぁって思ってました。スペースは限られてるし、数文字しか入らないし、切ったり貼ったり時間がかかるし、目に入るかも運だし。メールや手紙の方が、ツールとしてよほど優秀だと思っていました。

でも、東京ドーム初日でいつも通り「加藤シゲアキさんが好きです!!」という思いの丈を込めたうちわを持っていたら、トロッコで目の前を通りすぎた加藤さんが笑ったんです。しかもその笑顔が、私が今まで一度も見たことがなかった、なんと表現したら良いのかもわからないような力の抜けた柔らかな笑顔で、「そんな顔をするの!?」とものすごい衝撃を受けました。あの笑顔に、視界に入っていたであろう私のうちわが1%でも貢献していたとしたらとんでもないことだと思ったんです。「うちわ無敵じゃん」と即掌を返すぐらいに。たった一人のうちわも、声援も、私が思ってある以上に物凄いパワーを持ってるのかもしれません。だって大好きな人たちを笑顔にできるんですから。

 

 NEVERLANDを出る直前にMr.インポッシブルは言いました。

「NEVERLANDの鍵。

それは、NEWSをずっと愛し続けてくれているあなたの心です。

なので、この鍵を大切に持っていてください。またこの鍵を使うことになるまで。

NEWSのみんなもあなたをしています。」

この言葉ってものすごく内向きで、ファン向けで、NEWSのファンじゃなかったら苦笑いしてしまうぐらい熱烈な愛で、4年前の私だったら「うわあすごい(笑)」と笑ってしまっていたと思います。

でも今の私は、Mr.インポッシブルの声を聴いて手の中の鍵を握りしめてしまうし、「NEWSもあなたを愛しています」という言葉には「知っているよ」と頷く。そういう4年間を、NEWSと一緒に過ごしてきました。 

 

 これから先、何もないということはきっとありえません。NEVERLANDの外の現実で、怒ったり悲しんだり嫌な気持ちになることがきっとこれからも(本当は嫌だけど!)絶対にあると思います。でも、私は加藤さんが和歌山で言ってくれた「何があっても幸せにするから、NEWSについて来てください」という言葉を絶対的に信じているし、NEWSを守ることはできなくても、何かあった時にNEWSを支えることができるのはやっぱりファンだと、東京ドーム最終日の割れんばかりのNEWSコールを体感して、小山さんの目に宿っていた力強い光を見て確信しました。いつまでもNEWSの自慢のファンでいられるよう、まだまだ一生懸命愛したいな。

 

 

もうツアーは終わってしまったけれど、NEVERLANDは間違いなく私のこれまでの人生で一番好きなコンサートで、今このタイミングでNEWSの大ファンな自分は超ラッキーだな!!!とすごくすごーく幸せです。これまで「一年後のことはわからないけど、今はNEWSのことが大好き」と、熱が長続きしない自分を信用できなくて保険をかけてきたけど、もうそういうのはやめます!必要ないことに気付きました!来年は世界で一番ハッピーな15周年を一緒に過ごそうね!!NEWSがずーっと大好きだよーーー!!!!!!

 

 

 〜めでたしめでたし〜

お題「私のNEVERLAND」