オタクによる反戦デモ
オタクなので行ってきた。これまで行ったデモと比べて、オタクと冠された分参加者も変わってきそうで楽しみにしていた。場所は国会議事堂前、うららかな土曜日の午後。溜池山王駅から行こうとしたら道に迷ったので到着が予定よりも遅れた。なんか検問とかしてて通りたい道を通れなかった。何の目的で遠回りさせるのか不明。
とりあえずステージを目指して歩道を進むと、既に参加者が公園の淵?へり?みたいなところに座っていた。この辺の隙間に入った方がいいのかな…?と思いつつ、とりあえず様子を見にステージが設置されている交差点まで行った。国会前広場という公園があり、その中にも参加者がぼちぼちいる。う~ん、よくわからない!!せっかく気合入れたプラカードとユニフォームも持ってきたけど、みんな普通の格好だしちょっと浮くかも!ちょっと人の多い木立の中に入ると、ぱっと縦じまが目に入った。は、阪神ファンおる~~~~!!!!!嬉しい!!!!!!ここにしよう!!こんなに阪神ファンがいて嬉しかったことない。阪神ファンのちょっと後方でベイスターズのユニフォームを着た。周りにいた人は「なんかこの辺野球ファンが多いな……」と思ったかもしれない。
今回ユニフォームを着たのはもちろん「オタクデモ」だからで、普通のデモだったらこんなことしない。このデモがXでは批判にさらされてて「参加するのは”本当のオタク”じゃない」みたいな言説があったらしいので、それのカウンターになりたかったのかも。ユニフォームって目に見える、確固たる「好きなもの」だし。あと、ことプロ野球に関しては「政治利用するな」は通用しない。だってとっくに利用されてるから!!!お前ら高市早苗が阪神タイガースの熱烈ファンだって知ってるか!!公約掲げて法被まで着てるんだぞ!政治利用するなって言うならそっちにもちゃんと言うんだぞ!!!とはいえ好きな人に迷惑をかけるようなことは極力したくないので、ユニフォームは背番号の無いものにした。用意したプラカードは野球と関連付けて、なるべくクスっと笑えそうなものを考えた。段ボールに手書きが一番かっこいいと思ってる。


デモ自体は二時間ぐらいあったけど、この後映画を見る予定があったので大体一時間ぐらい立った。「本当は家でゲームしていたい」ってプラカード下げてゲームしてた人に憧れがあったので、「試合中やぞ」を見せながらスマホでずっと中継を見ていた。ときどきスピーチを聞いて、カンフーバットで応援(?)した。アジカンのごっちからメッセージ来てたの熱い!!来週のワンマン楽しみ!!ウルトラマンの脚本家の方がスピーチをして、特撮は反戦がルーツであること、戦争反対は特撮ファンとして当たり前のことだと言っていた。この方のスピーチがすっごくよかった~!他にも、隣の人や前後に人に「今日は来てくれてありがとうと伝えあってください」と言った方や、コール&レスポンス(?)で各々の好きなものを声に出そう!という方もいた。オタクデモってこういう感じになるんだな。アニオタやクリエーターの方がメインのようでスポーツファンはちょっと異端だったかもしれないけど、ここにいる人たちみんなそれぞれ守りたい大切なものがあるんだな~って嬉しかった。SNSでバズった、「王子様たちの青春は私が守る」の幟の方もいた!帰る時に立ち寄って、その幟最高ですね!って伝えた。
これまでデモにいくつか参加してみて、ものによって雰囲気が全然違うことがよくわかった。今回のオタクデモはかなり初心者向きだと思う。新宿とか、人目の多い場所は通行人の冷笑を直接浴びるのでなかなか精神が削がれる。もしも二回目があるならまた来たいな!今度はアジカンのTシャツで行くぞ~!
『パリに咲くエトワール』
コードギアスの監督である谷口悟朗監督作品。見に行った友達がすごく良かったと言っていたので見に行ってきた!舞台は第一次世界大戦前後のパリ。画家になりたい女の子と、バレリーナになりたい女の子のガール・ミーツ・ガール的な物語。丸ピカの二階席で見たからすごく見やすかった~!実在する絵画を大画面でたくさん見れるのも良き。二人の女の子が出会って友情をはぐくんでいくワクワクと、次第に近づいてくる戦禍。生活はどんどん苦しくなり、自由も奪われていく。戦争って直接戦場に行かなくとも、市民から自由と未来を簡単に奪う。戦争は人生を狂わせる。私たちは今どのあたりにいるのだろう?これからどうなっちゃうのだろう? この映画を見た人たちがどう感じたのか気になった。