2025年12月に読み終わった本


12月に読み終わった本

『「遅読」のすすめ』斉藤孝

「遅読」のすすめ (SB新書)

別記事で感想を書いたぐらい良かった。これを先に読んでいたので、12月は冊数に焦らずじっくり読んだ。それにしても

 

『本屋さんのダイアナ』柚木麻子

本屋さんのダイアナ(新潮文庫)

す~~~~~っごく面白かった!!!キャッチコピー通り、最強のガールミーツガール小説!!夢中になってあっという間に読んだけど、読み終わりたくなくて最後の方はちょっとずつ読んだ。大好きな小説。

 

『ランチのアッコちゃん』柚木麻子

ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

柚木麻子ブーム到来。ドラマ化したのでドラマで知ってる人もいるかも?「働く人たち」のコミカルな短編集。「アッコちゃん」がイメージしていた人物と全然違ってまず驚いた。読んでいるとポトフが食べたくなって、ポトフを大量に作り置きして頻繁に読んだ。あっという間に読み終わってしまったので、すぐに続編を借りた。

 

『汝、星のごとく』凪良ゆう

汝、星のごとく (講談社文庫)

やっと図書館で順番が回って来たので読んだ。オブラートに包んで言うと「とても本屋大賞らしい」本。『52ヘルツのくじらたち』を思い出した。BLを書いていた頃の凪良ゆうさんの作品を読んだことがあるので、これは編集者に本屋大賞狙うために書かされたのか?と思った。主人公たちの高校時代の章は楽しく読んだ。

 

『飛ぶ教室』エーリッヒ・ケストナー

飛ぶ教室 (岩波少年文庫)

読書会の課題本として読んだ。自分だと選ばない本を読みたいと思ったのでちょうどよかった。タイトルだけは知っている児童文学の名作。『らんたん』と同じように毎日お風呂で一章ずつ読んだ。クリスマスが近づいてくるこの季節に、毎晩至福の時間だった。大人になってから読んだので、先生たちの「大人としての言葉」ひとつひとつにぐっときた。ベク先生のこと、全世界の読者みんな大好きだよね。とても優しい温かい気持ちになった読書体験だった。

 

『一人娘』グアダルーペ・ネッテル

一人娘

図書館の「新着資料」の棚で偶然見つけた。まず表紙の美しさに吸い寄せられて、一ページ目で文章の美しさに心奪われた。著書紹介でメキシコの作家だと知り、『その他の海外文学の翻訳者たち』という本を(途中まで)読んだばかりだったので「メキシコ文学おもしろいかもしれない!」と思ってすぐに借りた。調べてみたら、国際ブッカー賞の候補にもなっている著名な作家だった。海外文学の翻訳って読みにくくて投げだすこともあったけど、これはするする読めた。読み終わって、改めて表紙とタイトルを見てほうっとため息が出るような読書体験。いいものを読んだ~~~~ってじわじわ染みわたる。とっても良かった。

 

『3時のアッコちゃん』柚木麻子

3時のアッコちゃん (双葉文庫)

お昼のアッコちゃんの続編。シリーズ作の続刊をすぐに読めるって最高。一番最後に収録されていた就活生の話が特に好きだった。今は売り手市場だけど、私が就活していた頃はリーマンショックの影響が残っていたので、同じ時代の空気を感じた。柚木さんの小説は本当に元気出る!

 

『ウンム・アーザルのキッチン』

ウンム・アーザルのキッチン(たくさんのふしぎ2024年6月号)

児童書。イスラエルに住んでいるアラブ人の「ウンム・アーザル(アーザルおばあちゃん)」の暮らしを取材し、絵本のようにまとめた本。イスラエルの中でも、アラブ人でキリスト教徒というのはすごく希少な存在。イスラエルの中でも、ユダヤ人とアラブ人が共生しているハイファという街はとても珍しい。本の中で紹介されるウンム・アーザルが作ったご飯は美味しそうで、にぎやかな家族や楽しそうな街の様子、日本とは違う習慣や文化が面白い。食文化を知ることは、その国の暮らしを知ること。うーん、食べてみたい!

 

『そのお金のムダづかい、やめられます』

そのお金のムダづかい、やめられます

お金の本いくつか見たけど、これが一番よかった。脳神経外科医の先生が書いているので、考え方のコツを掴んでムダづかいを減らそうっていうアプローチ。ただ支出を削ればいいというものではなく、お金よりも時間が大事だし、人生にうるおいや余白は絶対に必要で大事だから、「本当にムダなもの」だけ上手に削ろうねって感じだった。優しくって、前向きにムダづかいを減らそうと思える良い本!