琴子と万博に行ってきた！！！
三か月ぶり二度目のインパク。一緒にポッドキャストをやっている琴子と一緒に行ってきた～！わーいわい！！本当は９月５日に行く予定だったんだけど、台風直撃で泣く泣く延期した。元から何一つ予約を取れていなかったので、そこらへんの影響はなくて良かった。
お昼ごろに新大阪に到着し、電車で夢洲へ。車内アナウンスが「いよいよ夢洲です！！！」って言って、音楽が流れ始めてテーマパークみたいでびっくりした。
前回は往復バスで行ったので夢洲駅は初めて来た。あの阿部寛の広告、Xで見たことある！！！
到着は13時頃だけど、東ゲートはかなり混雑していた。琴子が妊娠中なので、私たちはありがたく優先レーンを使わせていただいた。優先レーンの場所がわからなくて少し遠回りした。
初めて行ったときにまずは大屋根リングに上って上からパビリオンを見た経験がかなりよかったので、今回もまずは大屋根リングに上った。っていうか6月に比べて人が多い！！日差しが強い！！！後から知ったけれど、6月に行った日と比べて10万人多かったらしい。10万人も多いと何もかもが激混み。
大屋根リングを1/4周して、入れそうな近場のパビリオンを探した。まずは優先レーンで入れてくれるバルト三国……入って見たらリトアニアとラトビアだけだった。エストニアは不参加？？中に入るとまず良い匂いがして、ハーブのドライフラワーがたくさん展示されていた。自然との調和。かわいいキャラクターもいた。
続いてコモンズに入ろうとしたけれど、混雑で入場列が一時停止している。近場の他のパビリオンも、優先レーンは中止していたり並ばせてもらえないところばかりだった。ひい～～～混雑凄すぎる！！中国パビリオンは優先レーンがまだあったのでこれ幸いと入った。中国館は展示の内容とボリュームがすごいので、これだけでかなり満足度高い。私が好きな「普通の中国人の一日」も琴子に見せることができた。全然「普通」じゃないところが良い。
続いて入ったスペインパビリオンでは、琴子にスペイン語を読み上げてもらった。「スペインって観光資源も色々あるのに、あえて”海”にテーマ全振りするのがすごいね」と言っていた。確かにそう！各国のテーマ設定も面白い。日本だったら何をテーマにするか話したり、「琴子が考える最強のチリパビリオン」を聞いた。（琴子は大学生の時にチリに留学していた）
万博内をあっちへ行ったりこっちへ行ったり見て回って、16時すぎに早めの夕飯を食べた。大屋根リングの外側にあるレストランは比較的空いている。でも6月はガラガラだったのが行列しているお店もあって、もう少し遅い時間だったら苦労したかもしれない。空いてる店でガパオライスのセットを頼んだ。
2,800円したけど、おなかいっぱいになったからこれは万博価格だと安い。
夕方になると少し人が減ったので、昼間は入れなかったコモンズにも入れるようになった。コモンズは色んな国が集まっていて文化祭みたいで楽しい！！国によって色彩感覚も全然ちがう。前回気に入った、南スーダンのブースも再訪できた。たくさん写真撮って来たので載せる。南スーダンの絵画を見る機会って日本ではほとんどない。イタリア館があんなに行列するんだから、南スーダンももっと話題になっていいと思うんだけどなあ。コモンズの中で断トツで一番好き！
在南スーダン日本大使館が制作した電子書籍を読んでいたので、南スーダンの解像度がちょっとだけ上がった。この牛が南スーダンでは通貨の代わりであるとか。（牛の強奪がよくあるらしい）他のブースは映像を流したりしてるけど、そういうことは一切せずに絵画だけにしたのもすごい。鮮やかで、でもよく見ると南スーダン社会の不安定さも表現されているようで、観光や投資の誘致目的で作られたPR映像よりよほど興味深かった。見れば見るほど好き。半分ぐらい同じアーティストの作品だったので、後日「南スーダン 絵画 アーティスト」で検索してインスタを特定した。メッセージ送ったけど、もうずいぶん前に更新が途絶えているから見てないかなあ。あなたの作品は素晴らしいですよ。
琴子は私よりもよほど世界史や世界地図に詳しいので、コモンズを回りながら「この国はどこにあるでしょう？」ってクイズを何度か出された。わかんない！！持ってきたポケット世界地図で答え合わせをした。日本は島国だから、陸地に線を引いた国境線と縁遠い。地図をよくよく見ると「ここ絶対もめてる（もめた）だろうな」って国境線が見つかるし（セネガルとガンビア見たことある？）、世界の国のことを全然知らない自分に気付く。万博って雰囲気は「世界はひとつ」「みんな仲良く」みたいな感じだけど、昼間行ったセネガルパビリオンではアメリカの奴隷制度で国民が連れて行かれたことについて大きく展示していた。
日本も、次の万博で原爆の凄惨さを展示したらどうだろう？？広島と長崎の博物館から色々持って行ったら、すごいパビリオンになるんじゃないか。アメリカパビリオンがトランプのPR会場になってるなら、それぐらいやってもいいでしょ。これ実現したらかっこいいよなあ。絶対やらんだろうけど。
万博は広くて歩き疲れたので、最後にトルクメニスタンパビリオンに入って帰ることにした。トルクメニスタンは独裁国家で、「世界報道自由度ランキング」最下位らしい。こういう、一生行くことのない国のパビリオン……わくわくするぞ……。
トルクメニスタンパビリオンは最初に一階の部屋で映像を見る。全面スクリーンで臨場感抜群。内容は……なんか歴史的な勇者？を称えつつ、トルクメニスタンのすばらしさのPR映像。綺麗な都市に立派な道路が通っているのに、人が全然いないし車も全然通っていない。「ガラガラ」とかじゃなくて、いない。かろうじて「ここは車道ですよ」ってわかるように二台は知ってる。生活感がなくて、ハリボテみたいだった。医療技術や学校の紹介で人が写るけど、それも生成AIみたいな作られた感。おお……これが独裁国家か……。やっぱどこの独裁者もキンキラキンの像を建てたくなるんだなぁ……。映像を見終わった後は二階の展示を見たけど、説明用タブレットが撤去されているので何もわからなかった。鉄道模型とか名産品とか本が色々置いてあった。不思議だ……説明してくれ……。世界には色々な国がある。
帰りの混雑が不安だったので、夜のショーをやっている最中に万博を出た。それでも駅までの道がぎゅうぎゅう。もしかして優先レーンが別にあったのかもしれない……わからなかった……。前回も思ったけど万博の夜は暗い。何で出口付近をあんなに真っ暗にするんだろう？ 電通は東京オリンピックで色々あったから外されて当然だけど、電通ノウハウとやらがあったらこの辺も違ったんだろうか。わからないけど。
こんな感じで、二回目の万博はかなり一回目と様子が違った。同じ「万博に行った」でも、行った時期によって体験が全然違うだろうな。6月に一回行っておいたのは良かった！「後になるほど混む」とは聞いていたけど予想以上だった。6月でもかなりギリギリのタイミングだと思ったけど、遥かにマシだった。でも昼過ぎに入って、これだけ見れたんだから大満足！良い思い出になった～！さようなら万博またいつか！
2025/9/20
みっことモーニングしてから帰った😄‼️我等友情永久不滅✨✨
