卒業していった

 

卒業していった。気持ちとしては「卒業しちゃった」というぐらい、あっという間にあっけなく卒コンは終わって、卒業していってしまった。

自分の、うじうじめそめそした重たい気持ちは卒コンでパーッと晴れて「卒業おめでとう~~~!!!!」になるかな~と期待していたけど、全然そんなことはなく、この世でこんなぼんやりもんやりしているオタク自分一人なのでは?と思っている。これはかえでぃーのせいではなく、完全に10000%自分が悪い。

 

かえでぃーは卒コンで手紙を読むことを望まなくて、メンバーからの挨拶の時も不在で、ブログは昨日でおしまいにしていた。

全てをパフォーマンスに込めると言っていた。そういうところが本当にむちゃくちゃかえでぃーらしくて、予想外でもあった。下手したらソロも卒業衣装もないのでは?と公演前に冗談っぽく言っていたら、アンコール明けで本当にそうなのかと思って焦った。ちゃんと卒業衣装も、ソロもあって良かった。

ソロ。

Give me 愛を歌った。私は勘違いしたくないおたくなので、何故、どういう気持ちでこの曲を選んで歌ったのか知りたかった。思い出の曲ならそう知りたかったし、歌詞のメッセージをそのまま受け取って良いなら、そうしたかった。でもかえでぃーから正解を聞く方法はなくて、完全に委ねられてしまったので、かえでぃーが伝えたかったことの10%も私はわかっていない気がしている。

全然わかっていない私でもわかったのは、かえでぃーがこの曲をめちゃくちゃたくさん練習したんだろうな、ということだった。たくさん練習して、たくさん練習したけどそれでも本番は一生懸命で、余裕がなくて。100%じゃなく200%300%と全力の更に上を出したいみたいだった。その姿で、「かえでぃーはパフォーマンスが一生懸命で余裕が無いから、少し余裕が出たらもっとよくなるかな~」と思っていた、加入間もないころを思い出した。そんな偉そうなおたく蹴散らせるぐらい今のかえでぃーは超かっこいいけど、一生懸命なところは変わらないと思った。そして、今日のこのパフォーマンスでも、かえでぃーは満足していないかもしれない。満足していなかったらいいのにと思ってしまった。

満足していた方が本人的には良いに決まっているのに、愚かにもこんなことを思ってしまうのは「明日のかえでぃーが見たい」からだ。昨日よりも今日、今日よりも明日。より良いパフォーマンスを。そういう人だった。だから卒コンが終わったばかりなのに、今日以上のかえでぃーが見たい。ここが何かの頂点だったり、ピリオドだったりした気が全然しない。今後の活動は何も決まっていないのに~~~。今すぐ個人TikTok開設しないかな?TikTokは嫌いだけど、かえでぃーを見れるなら全然いいよ。

 

卒業決まってから卒業するまで辛かったけど、卒業してからも辛いのかなぁ?前回(田中れいなのとき)と全然違って、全然わからない。

自分の中にある後悔とか、未練とかを全部なんとかする方法がひとつだけあって、それは「これからもかえでぃーを応援すること」だと、それだけはわかっている。さっきも書いたように、ここをピリオドにするべきではないと思った。私も。

 

私がかえでぃーを応援していた理由はただ一つで、「ずっと見ていたい」という気持ちにさせられたからだ。どうしても目を引いてしまう、ずっと見ていたいし「もっと見ていたい」と思わされる。ステージの上での全ての瞬間、たとえそれがダンスの「待ち」の時間であっても後姿であっても。なんか中毒性があるとしか思えない。

だから卒コンの間中ず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと思っていたのは、「これからも見ていたい」ということ、本当にそれだけだ。これは許される願いなのか?今後の活動は?結局そこに行きつく。「かえでぃーの振り付け」だけじゃ嫌だ。「かえでぃーが」見たい。本当に本当に。微かに希望があるならば尚更。

 

―― 最後に、そんなファンの皆さんが卒業後、加賀さんの姿を見られるチャンスはありそうですか?

今は本当にまだ何も決まっていないので確実なことは言えないんですけど、何かしらダンスや歌をお届けできるようなコミュニケーションは取れたらいいなとは思っています。でもせっかくお見せするならいいものを作りたいので、一旦勉強する時間を私にください!という感じです。もっと素敵になって帰ってきたいとは思っています

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かえでぃー、卒業おめでとう。

一生懸命なあなたを、これからも応援させてください。

 

 

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