1日目の続きです
モーニング娘。'17 譜久村聖ちゃんと石田亜佑美ちゃんのバスツアーに行ってきたよレポ(一日目) - ラッコの海水浴
「なんか、ふくちゃんからの電話で起きる夢見たんだけど」
「私も…『もしもし、みずきだよ~~』って…」
1時過ぎにふくちゃんから電話がかかってくる夢を見たんですが、あれは現実だったのでしょうか。この世に「好きなアイドルからかかってきた電話で起きる」人が一体何人いるのでしょうか。なんて幸せな体験なのでしょうか。夢に違いない。幸せな夢をありがとう…大好きだよ…。
そんな夢見心地で迎えた二日目の朝。楽しい朝食バイキングの後、宿を引き上げてバスへ戻ると座席に紙が一枚おいてありました。
「朝の集金だ…」とざわざわする車内。
このバスツアー、車内DVDではあゆみずきがこれから行く先で売っているお土産を食べては「おいし~い!」「おすすめ!」と販促するんですが、今度はよりダイレクトに来ました。しかも値段書いてないのかよ!どうせ手数料込みで1000円ぐらいするんだろ?
ファン「いくらですか?」
添乗員さん「500円です」
安さに湧き、拍手が起こる車内。色々と毒されていることがわかりますね。私は一つ買いました。ピンクと青の2種類を用意してあるところも、伊達に長年おたく相手の商売続けてませんね。
このお守りはこれから行く浅間神社のお守りで、そこではあゆみずきの二十歳を祝う御祈祷が予定されています。雪が残った山間を登って行くバス。到着すると鳥居を抜けた先で、先に到着していたあゆみずきがお出迎えしてくれました。おはよ~~今日も可愛い~~!!
祈祷を行った本殿。
「もおにんぐむすめわんせぶんの~~~」
「ふぁんくらぶつああのもろびとよ~~~~」
とちょいちょい絶対に笑ってはいけない祈祷24時になる瞬間があり、色々と試されていました。いや~でも、好きなアイドルの成人祈祷に参加できるってなかなか幸せなことですよ。ちょっと感動しました。二人が中学生の時から知ってるからね…。長く応援していると親戚のおばちゃんみが出てきます。あゆみずきの未来に幸あれ。
祈祷が終わって山を下りると、10台のバスは二手に分かれます。二日目の体験コーナーはあゆみずきそれぞれで受け持っており、各バスはその二つを順番回ることに。先に向かったのはふくちゃんが待つワイナリーへ。二十歳を迎えたふくちゃんと一緒にワインを一杯…なんてことは全くなく、会議室的な場所でふくちゃんと一緒にイチゴ大福を食べながらお話を聞く会。
このいちご大福、ふくちゃんがイチゴを乗せてくれたんですよ。おたくは紙皿に乗った大福をふくちゃんに持っていって、一つずつ目の前で乗せてくれるんですよ。人によっては意味がわからないと思うんですが人によってはこの価値がわかると思います。工場のバイトみたいな作業でふくちゃんは楽しいのか…?と若干心配になったけど、「給食の時間みたいで楽しい~!」とにこにこしていたので良かった。トーク部分では事前に集めた質問を箱から引いて答えていくスタイルだったんですが、「二十歳を迎えて、親御さんへ一言」という質問(?)へのアンサーがすっっっごく良くて、ほろりと来てしまいました。
ワイナリーであゆみずきお勧めのお土産。二人の手書きポップが置いてありました。
お土産を買ってワイナリーを後にして、次に向かったのは「あゆみんと味噌作り体験」の場所。余談ですがその場所、数年前に富士急帰りにぶどう狩りのために寄った場所で「ここ・・・・・・来たことある・・・・・・」という強烈な既視感で気が狂いそうになりました。味噌作りは用意されてる材料を混ぜるだけでそんなに難しいことではないんですが、「大豆を全部潰してください」という指示が意外と時間がかかって真剣にやらないといけない作業で、席が後方で全然見えないこともあり、だーちゃんの声を聴きながら黙々と大豆を潰す…みたいな時間でした。作った味噌は「あゆみそ」と命名され、だーちゃんが最後に「美味しくなあれ」と魔法をかけてくれたのですごくおいしいはずです。食べごろになるまで2~3か月かかるということで、ふくちゃんは「ずっと楽しみが続いていいな~!!」と羨ましがってました。そろそろ食べごろだな!
あゆみそステッカーとあゆみそ。
味噌作りを終えていよいよツアーも終わりに近づき、最後の食事。
「幸せの丘ありあんす」という博物館と展望台とレストランが全部そろった場所でお昼を食べたんですが、ここでもサプライズであゆみずきが来てくれました。
「ファンの皆さんと一緒にご飯が食べたい」と、同じテーブルについて少しだけ一緒にご飯を。時間にすると本当に僅かなんですけど、「たまねぎ美味しい~!」とニコニコしながら食べる二人と、二人見たさにほうとうのお代わりに並ぶファンw へんてこだけど面白い空間だな~と思いました。僅かな時間でも、なるべくファンの皆さんと一緒にいたい!とお願いしていたそうです。
さて、このお昼を食べた場所で、一つ忘れられない出来事がありました。
バスの台数が多いこともあり、ファンが食事をする場所は二手に分かれていました。私たちがいた方にあゆみずきは先に来て、少しご飯を食べたらもう一つの会場に移動しました。食べ終わって、トイレに行ってお土産を見て、さあバスに帰ろうか…と出口へ戻ると、ちょうどあゆみずきがもう一つの食事会場から駐車場へ戻るところで。出口へ向かう二人へ「ばいばい」と声をかけたら、だーちゃんがくるっと振り返って、「ばいばい!」と返してくれた。これだけですごいラッキーな出来事だったんですが、まあ私たちも駐車場へ戻らないといけないので、そのまま二人の後ろをついてくような形で出口を出て、駐車場へ向かう階段を降りました。
市内が一望できるような丘の上で、青空の下、大好きな女の子2人がきゃっきゃと笑い合いながら軽やかに階段を降りていく。これ以上美しくて幸せな光景がこの世にあるのか?本当に本当に、おたくすぐ尊いって言ってしまうけど、尊かった。あまりにも尊かった。
〜〜〜〜ここまで2017年〜〜〜〜
〜〜〜〜ここから2020年〜〜〜〜
さて!
途中まで書いて3年放置したあゆみずきバスツアーの二日目、ここからは3年前を振り返る形でレポを続けます。3年も待たせた友達には本当に悪いと思ってる。ごめんね!!!!
〜〜〜〜
昼ご飯を終えたあともバスに乗って移動して、最後のイベントはこのバスツアーを振り返るファンミーティングでした。会場は1日目にミニライブを行ったのと同じ大月市民会館。また前回と同様にぞろぞろと会館への道を歩き……。そしてファンミを前に、私は友達にある頼みをしました。
「あのさ……ファンミの席交換しない?」
何を隠そうこの私、1日目のミニライブも2日目のファンミーティングも共に最前列の座席をくじで引いていたのでした。(ついでにご祈祷も最前)流石にこのままではバチが当たるのでは?????と怖くなり、友人と席を交換したのでした。でも交換してもらった席も通路前で、2人が客席に降りた時にめちゃくちゃ近かったりしたので、やっぱりバスツアーは全般!距離が近い!!すごい!!
ファンミーティングの内容は、ざっくり「抽選会」「質問に答えるコーナー」「ミニゲーム」と「ツアーを振り返るスライドショー」という感じで普段のFCイベでも無いぐらい長丁場だった気がします。ていうか抽選会が長い!!!当たった人は壇上に上がって直接2人から受け取るんですが、ついぞ当たらなかったのでまあまあ退屈な時間ではありました。おまいつ*1っぽい人が当たると「おお〜〜!」ってざわつくあたり、推し武道の世界を感じる。弱小おたくなのでよくわかんないけど……。
抽選会中でちょっと感動したのが、最後のプレゼントで「二人がその場で声を吹き込んだ目覚まし時計」というのがあったこと。当たった方が内容をリクエストを出来たんですが、「トライアングル」という舞台でだーちゃんが歌った、「朝だよ うそだよ まだ寝てていいよ」という優しい子守唄みたいな歌(舞台の中でも超重要な歌)を吹き込むことになった時にめちゃくちゃ粋だなぁ……とジーンと来ました。録音が上手くいかなくて何度かやり直しながらも、二人で一生懸命歌声を吹き込む姿を見られたのが幸せだった。
そして質問コーナーではファンから集めた質問を二人がくじ引き方式で答えたんですが……ここで私の質問読まれた〜〜!!!!「二人だけが知ってるお互いの秘密を教えてください」というものだったんですが、「秘密???」「秘密は言っちゃいけないよね」と二人を困惑させてしまったのでめちゃくちゃ反省しました。小粋なおたくになれない。それでも二人が捻り出して面白く答えてくれたので有難かったです。
そして最後にバスツアーを振り返るスライドショーの時は、二人が「自分たちが居ない間にファンがどうしてたか」に興味津々だったのが面白かった!特に1日目の夕飯会場は衝撃的だったようで、「え〜〜!!ずるい!!」「楽しそう!!」とめっちゃ食いついてました。二人はステージにしゃがんでスライドショーを見てるんだけど、見てる間の表情からもこのバスツアーが本当に楽しかったんだなって思いました。
ファンミーティングが終わると、いよいよバスツアーもおしまいへ……。順にホールから出て、最後は「お見送り握手」です。これも!!!いつもより長い!!!!接触が苦手で数々の事故を起こしているおたく、今回も事故の予感しかない……辛い……。あれを言いたいこれを言いたいと軽くパニックになりながら、ついに順番が来てしまった。
まずはだーちゃん。
私「あのね、初めてバスツアーに来たんだけど、二人が色んなことをしてくれて、思いやりに感動したの」
正直3年も経ったので正確には覚えてないけど(……)とにかくバスツアーを通じて感じた二人の「ファンを思いやる気持ち」に感動したことを伝えたはず。スタッフに剥がされ、流されていく私……を、だーちゃんはぎゅっと手に力を込めて引き止めた。
「ね!楽しかったね!!」
この時の手の力とか、だーちゃんの目力とか、反射で大きく「うん!!!!」って言ったこととか、今もすごく覚えています。一瞬で一生の思い出にしてくれた、だーちゃんはすごい子だ。
次のふくちゃんには、しどろもどろになりながら
「あのね、昨日の電話、遅かったからもうかかってこないのかなと思ってて、でもかかってきてすごくすごく嬉しかったよ」
と、深夜1時にかかってきた内線のお礼を伝えました。だって私たちの番が遅かったの、どう考えても「お風呂に行ってて居なかった間に一回かかってきてて、後から掛け直してくれた」なんだもん……本当にごめんなさい……。
ふくちゃんはウンウン、と頷いて聞いてくれて、多分どうにか伝わったかなぁと思います。
握手を終えた高揚感のままバスへ戻り、いよいよお別れの時。窓に貼っていたマイクロファイバータオルを皆急いで外しているので不思議に思っていると、最後は二人が駐車場までお見送りに来てくれたのでした!一台ずつバスは発車し、駐車場の真ん中にいる二人の周りを二周して(どちら側の席でも見えるように)東京へ向かう帰路へ。寒い中、ベンチコートまで着込んで外で何台ものバスを見送ってくれたんですよ……本当に尊い……。そして帰りの車内では、1日目に撮った写真が配られました。
「AYUMIZUKI」と名入れされたオリジナルフォトフレームも一緒に配られ、「マジで……?!」とざわつく車内。他のバスツアーでは無い……のかな?アップフロントのホスピタリティの向上に戸惑うおたく、という図がもう面白い。しかもこのフォトフレーム、写真と大きさが合ってない(写真に対して大きい)のでめっちゃ隙間できる。そんな惜しいところもアップフロント……。
そしてバスは無事に東京駅に着き、私たちは夢のような一泊二日を終えたのでした。
ちなみにこのバスツアーのオチとしては東京駅で友達と別れて電車に乗った途端体調に違和感があり、帰宅してすぐに猛烈な寒気、翌朝に38度を超える高熱が出て翌週はインフルエンザでまるまる会社を休んだことです。(同室だった友達にもあゆみずきにも感染ってなくて本当に良かった……)
最後の最後でとんでもない帳尻合わせもありましたが、このバスツアーの結論は一択!これで66,800円は安い!!!!
また好きな子のバスツアーが絶対行こう〜〜!そう思いました。あゆみずきちゃん、一生の思い出をありがとう!
おしまい!
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*1:「お前いつもいるな」の略。常に現場にいる濃いファン