あなたの夢が全て叶いますように

ワイン一杯で酔っぱらってしまったのか、はたまたNEWSに恋しての本編で完全に狂ってしまったのか、今の私には判断がつかないけれど、とにかく今この瞬間加藤シゲアキさんが大好きだという気持ちが泉のように溢れて止まらないので、勢いのままに溢れ出すままに加藤シゲアキさんが大好きだという話をしたい。加藤シゲアキさんが宇宙で一番大好きなのだという、私の気持ちだけが私の真実だから。

 

今年のライブツアーEPCOTIAは、去年のNEVERLANDと同様にカウントダウンコンサートで発表された。2018年はNEWSの15周年で、15周年メドレーもある中で発表されて本当にうれしかった。また今年もNEWSに会える。"次"とか"また"とか未来のことが全然保証されないこの世界で、これほど嬉しいことはない。今年は日程が出るのが去年よりちょっと遅かったから、オーラスがいつどこになるのかやきもきして6月のカレンダーを何度も何度も見た。17日は仕事だから絶対やめてくれ!でも東京ドームが空いてる!どうしよう!と死にそうになっていたけど、蓋を開けてみたら5月にさいたまスーパーアリーナだったのでひっくり返った。これでもかというほど詰め込まれた予定の理由はNEWSの四次元ポケットの中にあるのだと、当時は知る由もなかった。

 

そう、今年のNEWSは四次元ポケットを持っていたのだ!

最高のツアーEPCOTIAが始まってから、NEWSは週を追うごとに隠している「何か」を匂わせるようになった。NEWSはいっつも、まだファンにお知らせできない解禁前の良い情報を、「言えないんだよな~~」とちらちらさせる。早く言いたいとうずうずしているその姿が、私は大好きだ。早くファンを喜ばせたいんだと、にやけた顔に書いてある。「NEWSのポケットぱんっぱんだよ」「これから毎週のように解禁がある」とだんだん具体になっていって、最初にポケットから飛び出してきたのは2年目の「いのちのうた」のメインMCだった。去年のメインMCが評価されたとしか思えない連続の抜擢が嬉しくてたまらなくて、その日のうちにうちわを作って広島へ飛んで行った。これが最初のポケットの中身で、まだまだ続いていくというから、わくわくが止まらなかった。

いのちのうたの解禁から一週間と少しが経って、朝起きると妙なLINEが届いていた。「起きたら日テレのワイドショーを録画してね」というメッセージ。寝ぼけながらツイッターを開いて、「ドラマ」の文字で目が覚めた。よくよく見たらただの「ドラマ」ではなく「ゴールデンプライム帯」で「主演」の「連ドラ」だった。記事を読んで出勤前から号泣し、ワイドショーを予約できるだけ予約して家を出た。その日は一日中「連ドラ主演」と心の中で呟いてはニヤニヤして、天にも舞い上がる気持ちだった。原作の漫画は即座に全巻購入して読み始めた。加藤さんが演じる主人公の零くんは顔が良くて聡明で身も心も超イケメンで、こんな素敵な主人公を加藤さんが演じるなんて、と喜びで体が震えた。そして私が原作を読んだことを、原作ファンの人たちがとてもとても喜んでくれた。面白い漫画を読んだだけなのにこんなに感謝されるなんて、世界ってなんかすごい。

 

 

 発表から数日経ってもハイな状態は続き、連ドラ主演!連ドラ主演!と過去のインタビューを引っ張り出してゴロゴロした。「25歳までにゴールデンで主演」という夢が叶わなかったという加藤さん。24時間テレビのドラマで主演した時、「これでダメだったらもうドラマはいい」と覚悟していた加藤さん。24を評価されて30歳で掴んだゴールデンプライム帯主演。こんなにこんなに嬉しいことはなくて、また思いのたけをうちわに込めてさいたまへ持って行った。当日まで座席がわからないのに、こんな文字数多いうちわで、400レベルだったら無駄なのにどうにも止まらなかった。

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結果として席は超最高の200レベル下段で、加藤さんはこのうちわに微笑んで手を振ってくれた。本当に私はいつもいつも報われすぎている。伝えたい思いが伝わった瞬間の喜びは、本当にいつまで経っても1mmも減らない。 

 

増田さんの主演舞台、てごちゃんの日テレワールドカップメインキャスター。ワールドカップメインテーマに新曲「BLUE」。それが次のシングルCDになる。毎週のように飛び出してくるNEWSの四次元ポケットの中身。さいたまスーパーアリーナでは、目の前で8月の味の素スタジアムが飛び出して来た。ツアーが終わるたびに「下半期もみんなに会う機会を作りたい」と言っていたNEWS。ここ数年それが叶うことは無かったけれど、今年は叶った。15周年ライブは過去最大規模のスタジアム公演。「また野外ライブをやりたい」と言っていた、その願いも同時に叶っていた。味の素スタジアムへ向けた思いを順に話して加藤シゲアキさんの番、メンバーにちょっとおちょくられながらも真剣に話したのは、2013年の雷雨の秩父宮公演のこと。私が知らないあの日のことを振り返って悔しさを語り、「最高の思い出で塗り替えたい」と誓っていた。本当に加藤さんは「悔しい」という気持ちを1mmも無駄にしたくない人で、どうしてそんなに自分を奮起させられるのかと不思議になる。最高の思い出になると約束されている味の素スタジアムは、私にとって初の野外コンサートだ。平成最後の夏、きっと一生の思い出になってしまうなぁ。

 

ところでツアーEPCOTIAの中で、私が一等嬉しかった加藤さんの言葉がある。コンサートで一番最後に歌う「HAPPY ENDING」という曲の中で、加藤さんはいつも曲名にちなんで最後の挨拶をしていた。最終日は「HAPPY ENDINGって歌ってるけど終わりなんてないから」とツアーが終わる寂しさを慰めるような言葉だったけれど、それまで何度か口にしていた、「NEWSがみんなをハッピーにするから」「必ずハッピーエンドにするから」という言葉が、私が今一番欲しい約束だった。ハロプロのような「美しい終わり方」が確立されたアイドルを応援している一方で、ジャニーズ事務所ではそれが確立されていないから、応援し続けた先がどうなるのかずっと少しだけ怖かった。でも、そんな中で加藤さんはハッピーエンドを約束してくれた。この一言だけで私は十分だ。この言葉だけを信じる私は、盲目で気が狂っているかもしれないけれど、誰よりも幸せなのだ。宇宙の先にだって、ついて行ける。

  

つい一週間前、「そろそろ仕事休みたいな」と思った私はシフト勤務の友達に「休みの日ない?」と聞いて鎌倉へ出かける予定を立てた。それが今日だった。ここ数日アプリゲーム「NEWSに恋して」で狂っている私は、出かける前に今日の分のストーリーを読んで、朝から大号泣した。ゲームの中でヒロインは加藤さんと神社へ行き、加藤さんが「仕事のことをお願いする」と聞いて「加藤さんの願いが叶いますように」と願った。なんだよこれ、完全に私じゃねぇか。ヒロインに感情移入しすぎてボロボロになるまで泣いて、加藤さんが数年前にビビットで訪れたあじさい寺へ行って、小雨が降る中鶴岡八幡宮へ行った。いつものようにお願いして、ヒロインを真似ておみくじを引くと、久しぶりの大吉だった。


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 私のようにゲームを進めている人なら、このおみくじがどんなに嬉しいものだったか伝わるだろうか。末吉だったヒロインより、吉だったゲームの加藤さんより、私の方が圧倒的に「持っている」!!ちょっとだけ泣きそうになって、このおみくじは絶対に大事にしようと思った。こんな馬鹿な私のことを知ったとして、現実の加藤さんはどう思うだろうか。ゲームの彼のように「意味わかんない」なんて笑うのだろうか。なんだっていいな。なんだっていい。"思う様に運ぶのを謹んで待つ"から、どこまでだって連れて行って欲しい。アルコールが抜けてきても狂っているので、もう私はだめなのだと気付いた、2018年5月の最後の日だった。

加藤シゲアキさん、今日もあなたが大好きだった。

あなたが大好きだから、今日も私は幸せだった。